小型ドローン事業のLirerawareが屋内点検ドローンのレンタル開始

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スギまる
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こんにちは。早くも5月も半ばを過ぎました。これからどんどん気温が上昇してきますので注意して過ごしましょう。本日16日は旅の日だそうです。1689年のこの日、松尾芭蕉が奥の細道への旅に出たことから日本旅のペンクラブが記念日として制定しています。

スギヤマ
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松尾芭蕉が旅に出たのは45歳になってからと言われている。江戸から東北一帯、岐阜まで距離にして2,400kmにも及ぶ旅を成し遂げている。

スギまる
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2,400km!?想像もつかない距離です…確か本州だけの距離で1,300km強でしたか?それを考えるととんでもない距離ですね。

スギヤマ
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当時江戸時代の平均寿命は大体50歳前後。45歳からこの距離を旅するのはかなり無謀と見られてもおかしくないだろう。しかも1日48km近く歩いて移動するという年齢からしてあり得ない事実から、もしかしたら松尾芭蕉は服部半蔵だったのではないかという説もある。

スギまる
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それは面白い説ですね。確かに平均寿命50歳の中での45歳の体力とは思えません(^_^;)

スギヤマ
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芭蕉は資料も少なく謎の多い人物。真偽は定かでないが半蔵説を裏付ける事も結構あったりするので、そのうち決定的証拠が見つかるかもな。

スギまる
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そうやって歴史は変わっていくのですね。

狭所空間で利用可能な屋内点検用ドローンのレンタルを開始

さて、本日は以前に「地下の狭所空間を自律飛行で調査できるドローン」という記事でご紹介した、株式会社Liberawareのドローンレンタルが開始されたという話題。

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産業分野に特化した小型の産業用ドローンを開発しているliberawareさんですが、ドローンの特長としては屋内の狭所空間でも問題なく飛行ができる小型の物となっており、床下や天井裏、配管路などでも利用可能。


出典:TechCrunch

もともとそれらの狭所空間で点検利用ができる小型のドローンの需要は高く、ドローンを活用することで作業者の精神的な負担の軽減や、点検品質の向上、インフラ設備の老朽化への対応や防災・減災などの効果が見込めるとのこと。

提携の専門代理店が機体の貸与と操作を行い、撮影したデータからパノラマ画像の生成・合成することでワンストップで点検データを扱える形。

エアモビリティ社会の実現へ

周知の通りエアモビリティ社会の実現に向けたロードマップが閣議決定されるなど、ドローンは様々な業界でますます注目を集めています。


出典:PRTIMES

ドローンの活用によってこれまで人の手で行われていた巡視業務の省力化、人の立ち入りが制限される地域の点検作業の実施・省力化、狭所空間などでは作業者の精神的負担がありますが、その負担の軽減。そして点検の品質向上などの効果が見込めます。

産業用のハイスペックドローンは高価であり、かつ国交省への利用申請が必要な大型のものに限られており導入障壁が高いのが現状です。

今回Liberawareさんがこの事業を開始するにあたり、大手鉄鋼メーカーと共に保有する複数の施設内の暗所・高所・狭所空間にてドローンによる点検を実施し、その有用性が確認されたそうです。すでに大手鉄鋼メーカーを含む多数のプラント業者から受注しているとのこと。

Liberawareのドローン特長

  1. 狭く汚く危険な場所で、作業員の代わりに点検作業が遂行可能
    手のひらサイズの超小型ドローンにより、作業員の代わりにプラント内部や高所等の人が行きにくい場所の状況把握が可能となり、足場を組む等の作業を削減でき、それに伴う肉体的負担の軽減にも貢献。
  2. 点検業務の工数を大幅削減
    点検データのクラウド管理、撮影した映像からパノラマ化、設備の3Dモデル生成をワンストップで提供することで、従来の点検業務の工数を大幅に削減可能。
  3. 経年変化を把握
    過去に撮影した同じ点検場所の映像を時系列で管理することで、経年変化を把握することができ、劣化箇所の交換/修理の見通しも可能。


出典:PRTIMES

サービスのプラン

Lite】
1日だけ点検。サポートならびにテクニカル機能は有償で利用可能。

Standard】
複数機体のレンタルならびに点検(月間契約)。機体・テクニカル機能はオプションとして有償利用可能。サポートは無償。

Pro】
複数機体のレンタルならびに点検(年間契約)。全ての機能を無償利用可能。

※詳細はLiberawareさんのHPから問い合わせる形です。

点検の手順

  1. ユーザーが点検したい施設でドローンを飛行
  2. ドローンは飛行中の映像を機体内部に保存
  3. 衛鞅を専用端末経由でクラウドへアップロード(テクニカル機能)
  4. クラウド上で映像を加工し、パノラマ画像や3Dモデルを作成(テクニカル機能)
  5. 蓄積された映像データをAI解析し、劣化状況を判断※ (テクニカル機能)

※継続的に撮影データをクラウド保管することで利用可能。

まとめ

ドローン機体のみをレンタルして終わり、ではなくドローンを操作して点検まで行ってくれるので、任せれば確実なデータを得られるのはメリットではないでしょうか。

ドローンのレンタル、というよりは点検データを得る為にアウトソーシングする形に近いと言えます。特に狭所空間の省力化をお考えの企業さんにとって魅力あるサービスになりそうです。

記事参考:PRTIMES「https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000031759.html」

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