水力発電所鉄管内部の傾斜点検にドローンを活用

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スギまる
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こんにちは。連日気温が大変なことになっています。昨日は北海道の佐呂間町で史上初の39℃を観測したとのことで、過去例を見ない異常な5月です。とにかく熱中症には常に警戒を。さて、本日27日は百人一首の日だそうです。1235年のこの日に藤原定家によって小倉百人一首が完成したということです。

スギヤマ
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定家が親友の宇都宮頼綱の頼みで書き写した百人の和歌が嵯峨の小倉山荘の障子に貼られていたという。これが小倉百人一首の初出と考えられているそうだ。

スギまる
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あ、小倉山荘だから小倉百人一首なんですね。

スギヤマ
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そう。そして百人一首が今の形になったのは、ポルトガルからカルタが伝わってから。それまでは百首を紙や貝殻に書いて上の句と下の句に分けて遊んでいたようだ。ちなみに百人一首以外にも、いろはカルタや花札等カルタが基になっているカード遊びは多い。

スギまる
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なるほど。色々と創造して独自文化を作り出してしまうのは日本の見事なところですね。

水力発電所の鉄管の内部をドローンで点検する技術

本日はタイトルの通り、水力発電所鉄管をドローン点検するという話題。関西電力株式会社と株式会社NJS、株式会社環境総合テクノスの3社が、国内外の水力発電所鉄管※ におけるドローンを活用した点検事業への参入を目的とした、業務提携契約を締結したそうです。


出典:関西電力

水力発電の鉄管とは
鉄管には水圧鉄管と余水管があり、水圧鉄管は発電のために貯水池や河川から取り込んだ水を発電用水車まで送水するもの。余水管は自然災害などで発電停止した際に、水槽に溜まった水を放水する鉄管です。

技術の概要

関西電力では6年に1回の頻度で鉄管内部の目視点検を行っているそうです。そして鉄管内部の錆や劣化状況など詳細な確認が必要になった場合は、以下のような鉄管内部に足場を設置した調査員の目視確認、また点検ロボットを搬入した点検などを実施。

この調査方法の場合、それに掛かる費用や時間も相応のものとなっているのが現状とのこと。


出典:関西電力

ドローンを改良し傾斜のある鉄管内部に対応

そこでNJSの開発した、下水道内などの水平な閉鎖的空間で点検できるドローンを改良。関西電力の水力発電所で実証実験を実施した結果、傾斜のある鉄管内部の鮮明な画像を取得することに成功したそうです。

これによって従来より鉄管内部の点検の安全性が向上するとともに、点検日数や費用を約50%以上も削減することが可能になるとのこと。この閉鎖的空間で傾斜のある構造物を点検する技術の確率は国内では初のようです。

ドローンの飛行・撮影イメージ

水槽開口部から内部にドローンを搬入し、遠隔操作で離陸。常に鉄管とドローンの後方に取り付けられた「テール」の先端部分を鉄管内部に接触させることで、安定的に飛行しながら高画質カメラで動画を撮影します。


出典:関西電力

まとめ

傾斜部分を撮影する場合、ドローンをそのまま飛行させるとどうしてもカクカクとした進行になってしまう所を、ドローン本体後部にテールを装着し、滑らせるように飛行させることで安定した飛行を可能にしています。

大掛かりな改造やプログラムを組むのではなく、意外と簡易的な発想で傾斜の撮影を可能にしているのが印象的ですね。

この技術は関西電力で活用するだけでなく、国内外でより高品質で廉価な点検サービスを提供していくために、関西電力とNJSの2社に加え、鉄管他、構造物の点検・調査・診断業務にノウハウを有する環境総合テクノスと3社で事業開始に向けた検討を進めるそうです。

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