産学フィールドワーク
広島大学建築材料学大久保研究室 ✕ スギテック

sugitec

ご無沙汰なスギテックブログの更新です。ライターのNです。

本日は広島大学の大久保孝昭教授と建築材料学研究室の皆さんがフィールドワークに弊社スギテックの来社され、モックアップ壁をサンプリングされました様子を公開します。コネクションは弊社代表とのご縁から、この度のフィールドワークの実現となりました。

広島大学建築材料学大久保研究室のページを拝見しますと、以下のようなメッセージを大久保教授は綴られておられます。
https://bmc.hiroshima-u.ac.jp/index.html

私は建築材料学が専門です。
その私がここ10数年、無線センサやICタグなどを中心とした無線情報技術の開発に取り組んでいます。当然、電子情報技術の専門家の手助けが必要であり、数多くの他分野の技術者と共同で様々な取組みを行ってきました。
特に、建築生産がスクラップアンドビルドからストックアンドリノベーションに脱却をはかる昨今、工学系の他分野の技術を取り入れて建築物の維持管理のための新技術開発を積極的に行うべきと強く思ってきました。そして東日本大震災により我々を取り巻く状況は一変しました。我々の中には、一人の人間としても、建築技術者としても、復興のために何かを行わなければならないという意志が満ち溢れています。
合理的な復興を達成し、人にとって安全で長寿命の空間を確保するために、今こそ我が国の工学分野の技術を結集すべき時と思います。
「分野の垣根を越えて、積極的に他分野の技術者と連携を深め、新しい技術開発を始めるのは今しかない」と確信しているこの頃です。

                                           広島大学建築材料学 大久保孝昭教授

広島から暑い京都に。おこしやすです。

残暑9月のフィールドワーク


メッセージを拝見して、大久保教授の思想と弊社の建築物に関する共通の価値観を有しているように思いました。

まず、建築物の維持・改修に焦点を当てており、これを重要な課題と位置づけています。古いアプローチから脱却し、環境保護と設備投資コスト削減といった新たな時代のニーズに対応するために、建築物の補修と改修が必要という考え。
さらに、積極的な技術開発と他分野の連携を奨励していること。
分野の垣根を越え、異なる専門分野の技術者と連携し、新しいアイデアやアプローチを探求することで、建築物の課題に対処しようとしていること。
建築物の安全性向上と高寿命化を通じて、人々に安全で持続可能な建築物を提供し、社会に対する責任を果たすことができないかと模索していること。

これらの使命に基づき、建築物の調査・診断から施工、管理に至るまでの全体的なアプローチを考え、建築物のライフサイクルにとりくむ姿勢は共鳴していると思います。

こうした産学活動が持続可能な建築と社会への貢献を実現するために、協力し、新しい時代の建築物へのアプローチに役立てることが私たちの喜びであり、励みでもあります。

スギテックでは、このように産学交流も広く門戸を開いております。
お問い合わせはこちらのフォームからお問い合わせください。お待ちしております。

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