このたび、当社が株式会社竹中工務店様と共同開発した、外壁タイルの浮き検知システム「スマートタイルセイバー®」が、一般社団法人日本自動認識システム協会(JAISA)主催の「第27回 自動認識システム大賞」において、大賞を受賞いたしました。
JAISA(日本自動認識システム協会)について
JAISA(Japan Automatic Identification Systems Association)は、バーコード、RFID、生体認証、画像認識などの自動認識技術の普及・標準化・調査研究を推進する業界団体です。
製造・物流・流通・インフラなど多様な分野において、業務の効率化・高度化を支える重要な技術として、関連企業・団体との連携や情報発信を行っています。
JAISAでは、自動認識技術の社会的価値を広く認知してもらうため、年に一度「自動認識システム大賞」を開催し、特に優れたシステムや事例を表彰しています。
自動認識システム大賞について
自動認識システム大賞は、革新的な技術の実装によって社会課題の解決に寄与したシステムを顕彰する制度です。審査は技術の独自性・有用性・波及効果・社会貢献性などを総合的に評価し、「大賞」は最も優れた1件に贈られます。
受賞システム:スマートタイルセイバー®の概要
「スマートタイルセイバー®」は、赤外線カメラや、赤外線カメラを搭載したドローンによる外壁撮影データを、AIが自動解析することで外壁タイルの浮き状態を1枚単位で自動判定する画期的なシステムです。(タイル枚数も自動認識)
- 仮設足場を設けず、安全かつ効率的な外壁診断を実現
- 熱画像上に結果を自動で表示し、作業の省力化・見える化を実現
- 建物の維持管理における業務のDX化・コスト削減・人材不足対策に貢献
今回の受賞を励みに、今後も業界の技術革新とインフラの安全維持に貢献できるよう、より一層の研究開発と社会実装に努めてまいります。
引き続き、皆様のご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
□関連リンク
・JAISA公式サイト:https://www.jaisa.or.jp/
・スマートタイルセイバー®:https://www.sugitec.net/sts/