改めて、第13回プラチナ大賞 優秀賞・AI活用賞受賞のお知らせ

sugitec

有限会社スギテック(本社:京都市、代表取締役:杉山達哉)は、総務省・経済産業省・全国知事会等が後援する「第13回プラチナ大賞」において、株式会社竹中工務店様と共同開発した「外壁タイルをドローンで赤外線AI診断(スマートタイルセイバー)」プロジェクトが、「優秀賞 ‐ AI活用賞」を受賞いたしましたのでお知らせいたします。

このたび、同賞のトロフィー及び表彰状が当社に到着し、あらためて受賞のご報告とともに、関係者の皆様への感謝を申し上げます。

受賞プロジェクトについて

本プロジェクトで評価された「スマートタイルセイバー」は、ドローンによる外壁の赤外線撮影と、当社独自のAI解析技術を組み合わせることで、外壁タイルの浮き・剥落リスク等の劣化状況を、効率的かつ高精度に把握することを可能にするシステムです。

従来は高所での打診調査など、人手と時間、安全リスクを伴う作業が中心でしたが、本技術により、

  • 高所作業における安全性の向上
  • 調査業務の省力化・効率化
  • 診断結果の客観性・再現性の向上

といった効果が期待されています。

評価されたポイント

プラチナ大賞においては、以下の点が高く評価されました。

  1. 既存建物の長寿命化への貢献
    建て替えではなく、既存ストックを適切に維持・保全していくことで、資源の有効活用と環境負荷の低減に寄与している点。
  2. 建設業における安全性・生産性の向上
    高所作業の削減や、調査プロセスのDX推進を通じて、現場の安全確保と業務効率化を両立している点。
  3. 社会課題解決に資するAI活用
    インフラ老朽化や技術者不足といった社会課題に対し、AI技術を実務レベルで実装し、現場で使える形にしている点。

今後の取り組み

当社は本受賞を励みとし、「スマートタイルセイバー」をはじめとした建物診断DXソリューションの更なる高度化・実装拡大を進めてまいります。

単なる「修繕の効率化」にとどまらず、

  • 建物・インフラの価値を中長期的に維持・向上させること
  • 安全で持続可能な都市・社会インフラの実現に貢献すること

を目指し、技術開発とサービス提供の両面から取り組みを強化してまいります。

関係者の皆様への感謝

本プロジェクトをともに推進いただいている株式会社竹中工務店様をはじめ、日頃より当社の事業・技術をご支援くださっているお客様・パートナー企業の皆様に、心より御礼申し上げます。

当社は今後も、現場に根ざした技術とデジタルの力を掛け合わせ、建物維持管理の新たなスタンダードづくりに挑戦してまいります。

□スマートタイルセイバー
https://www.sugitec.net/sts/

□プラチナ大賞
https://platinum-network.jp/2025/11/05/18/36/

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