大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 CEO:竹内啓、以下、大東建託)は、4月1日付で、グループ傘下のバイオマス発電事業を担う3社を合併し、株式会社一戸フォレストパワーおよび株式会社一戸森林資源を「大東バイオエナジー株式会社」へ集約・統合というリリースニュースをおとどけします。
大東バイオエナジー株式会社へ
組織統合によるシナジー最大化と運営効率化を図り、脱炭素社会の実現を加速
大東建託グループは、持続可能な社会の実現に向け、再生可能エネルギー事業を核とした環境経営を推進を目的に、2023年にバイオマス発電事業を開始しました。
現在、兵庫県朝来市と岩手県一戸町の2拠点を軸に事業を展開しています。
この度の合併により、燃料の調達・加工から発電に至る全工程を一元管理する体制を構築し、経営資源を最適化します。
各工程の連携強化による運営効率の向上と意思決定の迅速化を図ることで、グループの総力を挙げて再生可能エネルギーの供給体制を強化し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速させていきます。
大東建託グループは、木材を主要な建材として多く活用する企業として、未利用木材等の有効活用を通じて森林の持続可能性に貢献するとともに、RE100※の目標達成に向けた再生可能エネルギーの活用を促進していきます。
※企業が自らの事業の使用電力を100%再エネで賄うことを目指す国際的なイニシアティブ

朝来バイオマス発電所

一戸バイオマス発電所
■新会社概要(3社合併後)
会社名 :大東バイオエナジー株式会社
所在地 :東京都港区港南二丁目16番1号 品川イーストワンタワー
代表者 :代表取締役社長 大久保孝洋
事業内容 :バイオマス発電事業、木質燃料の製造・販売、森林資源の活用に関する事業
統合日 :2026年4月1日
合併方式 :大東建託バイオエナジー株式会社を存続会社とし、株式会社一戸フォレストパワーおよび株式会社一戸森林資源を吸収合併
■関連ニュースリリース
【環境経営】バイオマス発電事業を行う新会社を設立し燃料調達開始(2023年10月10日)
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2023/release_asagobio_231010.html
大東バイオエナジー 朝来バイオマス発電所、2024年4月より営業運転を開始(2024年3月27日)
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2024/release_asagobio_240327.html
一戸フォレストパワー(バイオマス発電所・岩手県一戸町)の株式譲渡契約を締結(2025年2月17日)
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2025/release_ichinohebio_250217.html
資料引用:大東建託
おわりに
バイオマス発電は、現在日本の全発電量の約4〜5%を担っており、再生可能エネルギーの中でも着実に存在感を増しています。
この技術が今、改めて注目されている背景には、単なる脱炭素だけでなく「エネルギー安全保障」という切実な課題があります。
今の中東情勢の緊迫化は、石油や天然ガスの多くを同地域に依存する日本にとって、エネルギー供給の脆弱さを再認識させるものとなりました。
化石燃料の価格高騰や供給不安のリスクに直面する中で、天候に左右されず24時間安定して稼働できるバイオマス発電は、輸入エネルギーに依存しすぎない「ベースロード電源」としての価値が急速に高まっています。
政府は2030年度までにシェアを5%程度に引き上げる目標を掲げていますが、その真の成功は、海外からの燃料輸入に頼るのではなく、国内の未利用材や食品廃棄物といった「地産地消」の資源活用をどこまで広げられるかにかかっています。
地域の資源をエネルギーに変える仕組みは、国際情勢に翻弄されない、自立したエネルギー構造への第一歩となります。
「捨てればゴミ、活かせば資源」。
バイオマス発電は、循環型社会の象徴であると同時に、私たちの暮らしを支える「エネルギーの防波堤」でもあります。多様な電源を組み合わせるエネルギーミックスの中で、バイオマスが果たす役割は、今後ますます重要なものとなっていくでしょう。
【リリースニュース配信元】
□大東建託株式会社
URL https://www.kentaku.co.jp/
リリースニュース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001514.000035668.html