ロボットがビルでスマートに働く。竹中工務店が実証イベント

sugitec

こんにちは。空ではドローンが様々な分野で活用され規模が拡大している昨今、産業用等のロボットも日々進化を続けています。

そう言えば先日、デンソーウェーブと日立キャピタル、日立システムズの3社が開発し発表していた「自動で書類に印鑑を押す」というロボットがありましたね。

このニュースを見た人は誰しも違和感を持ったでしょう。デジタルテクノロジー時代に、このガラパゴスに回帰している感じ。日本は大丈夫かと。もはや風刺アートのレベルと言われても仕方がないかもしれません。

さて、本日は竹中工務店がモビリティロボット群が自律移動しスマートに働くことで、生産性向上・不動産価値を創出するという、実証イベントを行ったという話題をご紹介。

モビリティロボット群が自動・自律移動できる、まちづくりに向け始動

この実証イベントですが「竹中工務店」「三菱電機株式会社」、自動運転技術やロボット等を開発する「株式会社ZMP」、サービスロボット等の開発・製造・販売を行う「株式会社テムザック」の以上4社の協業となります。

モビリティロボット群(※1)がビルや街区をスマートに働き、生産性の向上や不動産価値を創出する未来へ向け、竹中工務店のある御堂ビルにて、先月21日から今月11日にかけ実証イベントが開催されました。

※1 モビリティロボットとは
定義としては、自律移動技術、姿勢制御技術等のロボット技術を適用することで、安全性、利便性、環境適合性等を高め、人が生活する空間において人との親和性を保ちつつ、人の移動手段として利用しうる用具。とされています。

ラストワンマイルモビリティの可能性と医療福祉施設等での自律支援モビリティ可能性の検証

急速に進化している近年のスマートモビリティやサービスロボット。これらはビルのエレベーターと連携することで、縦動線でも自動・自律移動が可能になります。


出典:竹中工務店

今回行われたイベントでは、御堂ビルの三菱電機製の人荷用エレバーターの制御盤を改修した上で、スマートビルサービスプラットフォームサーバーと接続。

それによりZMP社製の宅配ロボット「キャリロ・デリ」の通信・制御を可能とし、ロボットの縦動線の自動・自律移動を実現。


出典:ZMP

具体的実証内容


出典:竹中工務店

・ビル地下階のカフェやコンビニから7階に位置する応接会議室への飲食物自動宅配。

・1階メール室から7階オフィスへの書類の自動配送。

・テムザック社製のスマートモビリティ「ロデム」で、ビル・街区のラストワンモビリティ利用の可能性、医療福祉施設等での介助レス・自律支援モビリティの可能性検証。


出典:テムザック

新たなまちづくりに向け、同システム導入により新たな空間サービスを

同社では、この度の実証イベントで得られた知見を活かして、BIMデータとの連携も視野に入れたOIM(オープンインフォメーションマップ)をベースに、モビリティロボット群をスマートに管理する「モビリティロボット群マネジメントシステム」を構想しているとのこと。


出典:竹中工務店

同社は新たなまちづくりに向け、新築建物だけでなく既存建物や屋外空間に対しても、「モビリティロボット群マネジメントシステム」を導入し、新たな空間サービスを提供していくそうです。

まとめ

今回の実証イベントの詳細な結果はニュースリリース内では明らかにされていませんでしたが、おそらく多くの知見を得られたのは間違いないでしょう。

モビリティロボット群マネジメントシステムの体系図を見ると、ローカルプラットフォームとして色々なロボットや設備に繋がっているのが分かります。

これらが自律的に移動し作業をこなしたり、人のサポートを行うということになります。これらが建物に実装されるようになれば、利用者はより便利になりますし機能的価値も上がりそうです。

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