概 要
清水建設株式会社（以下、清水建設）とブルーイノベーション株式会社（以下、ブルーイノベーション）、オムロンソーシアルソリューションズ株式会社（以下、オムロン）の3社が「豊洲スマートシティ※1」内の「メブクス豊洲」にて、清水建設の「DX-Core※2」とロボットプラットフォームを組み合わせたロボット連携基盤の実証運用を2022年4月1日（金）から開始する。
まずは建物施設とロボットの連携基盤構築を進めていくという。
建物設備とモビリティ・ロボットの連携サービス開発に向けた実証運用
清水建設とブルーイノベーション、オムロンの3社は、建物設備と複数のモビリティ・ロボットを連携させたサービスの開発に向けたロボット連携基盤の実証運用を2022年4月1日（金）より開始すると発表した。
実証では、清水建設の「DX-Core」とロボットプラットフォームを組み合わせ、まずはロボットプラットフォームを介し「DX-Core」と連携したロボットによる「ロボット清掃サービス」「ロボット案内サービス」の開発を行う。
具体的には「ロボット案内サービス」では、清水建設が開発した建物設備やロボット、自動運転車の統合制御システムである「Mobility-Core※3」、これは他社のモビリティや建物設備との連携機能を独自開発する必要がなくなり、複数モビリティを組み合わせた施設サービスを容易に展開可能となるシステムだ。
この「Mobility-Core」システムと「DX-Core」により、案内ロボットとエレベーターや自動ドアを連携させることで、階をまたいだ来客案内の実証運用を進める。
もうひとつの「ロボット清掃サービス」は、複数のドローンやロボット、各種デバイス等を遠隔・目視外で自動制御・連携できる、ブルーイノベーション独自のデバイス統合プラットフォームである「Blue Earth Platform（BEP）※4」を活用する。
任意の業務や用途に必要な機能やデバイスをあらかじめ選びだしパッケージ化した「BEPパッケージ」を活用することで、ドローンやロボットなどの各種業務への導入や自動化、DX化を実現する。
また、「ロボット清掃サービス」に活用されるロボットは、清掃・警備・案内の機能を搭載したオムロンの複合型サービスロボットの「Toritoss（トリトス）※5」となる。BEPを介し、DX-CoreとToritossを連携させることで、エレベーターや自動ドアと連動しビル内をシームレスに移動しながら自動清掃が可能であることを実証する。
まずは「ロボット清掃サービス」「ロボット案内サービス」の２点の開発となるが、将来的には自動運転車やドローンなどを活用した広域・空域を対象としたサービス開発も視野に入れており、モビリティ・ロボットと人が共生・協働する街づくりを推進していくとしている。
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※1 豊洲スマートシティ：https://toyosu-smartcity.com/
※2 DX-Core：https://www.shimz.co.jp/engineering/solution/dxcore.html
※3 Mobility-Core：https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2021/2021032.html
※4 Blue Earth Platform：https://www.blue-i.co.jp/technology/bep/
※5 Toritoss：https://socialsolution.omron.com/jp/ja/products_service/automation/servicerobot/
※情報は2022年3月29日時点のものとなります。
参考・関連情報・お問い合わせなど
□清水建設株式会社：https://www.shimz.co.jp/
記事参考URL：https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2022/2021074.html
□ブルーイノベーション株式会社：https://www.blue-i.co.jp/
□オムロンソーシアルソリューションズ株式会社：https://socialsolution.omron.com/jp/ja/
□この件に関するお問い合わせ先
清水建設株式会社
コーポレート・コミュニケーション部
TEL：03-3561-1186
Email：shimizkoho
shimiz.co.jp
ブルーイノベーション株式会社
PRマーケティング部
TEL：03-6801-8781
Email：pressblue-i.co.jp
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社
グループ企画室
TEL：03-6718-3702
Email：oss-webmaster01omron.com
