東急建設 ✕ デジタルハリウッド
新規事業創造のための社内講座「InFiNiTO Club」開講。

sugitec

概要

本日は東急グループの一角、東急建設株式会社(以下、東急建設)の社内人材育成の取り組みをお届けします。


「InFiNiTO Club」✕「G’s ACADEMY」

東急建設は、デジタルハリウッド株式会社(以下、デジタルハリウッド)が運営をする、起業家・エンジニア養成スクール「G’s ACADEMY」(ジーズアカデミー)と提携し、プログラミング技術を学びながら新規事業創出を目指す社内向けプログラム「InFiNiTO Club」を開講いたします。

■講座の内容
プログラミング技術の習熟・活用を通じた、次世代を牽引する「新規事業人材の育成」と「新規事業の創出」の2つを主な目的として開催します。

プログラミング技術を通して自ら新規事業を立ち上げたいと思っている東急建設社員を対象に、2022年9月から6か月間開催し、アウトプットを重視し、教えてもらうのを待つ姿勢でなく自走力を身に着けていきます。

さらにP2Pラーニングを通じて、受講者同士が教え合うコミュニティを創ると共に社内改革に向けた風土形成を目指します。最終的には、自ら企画したプロダクトを制作し、経営者の前でプレゼンを行います。

■開講の背景
東急建設グループは2021年3月、新たな企業ビジョン「VISION2030」を策定し、国内建設事業を基盤としつつ新規事業の創出による事業ポートフォリオの変革を掲げています。

国際事業や不動産事業に次ぐ新たな収益の柱を築くことを目標として、社内から事業アイデアを生みだす仕組み・風土づくりを目指し、新規事業アイデアコンテスト「MOON SHOT CONTEST」を開催するなど、建設業の枠を超えた新しい新規事業の創出に力を入れています。
新規事業アイデアコンテスト「MOON SHOT CONTEST 2021」を開催(2022年04月15日)

■InFiNiTO Clubのコンセプト
 ”InFiNiTO”(インフィニート)は、スペイン語で”無限”を意味します。
VISION2030にもあるように「私たちが進もうとする地平は、どこまでも無限に広がっている。」という想いを常に念頭におけるよう、それになぞった英語Innovation(新しい捉え方、切り口を)、Finalize(事業化・完成へ)、Nimble(素早く)、Tokyu Construction、これらの頭文字を当てています。
そこに、プログラミング技術の習得を通じて新規事業を創出したい人が加入すること、本業とは違う課外活動的な側面もあるため「Club」をつけて、本講座を「InFiNiTO Club」と名付けました。

「InFiNiTO Club」詳細

MOON SHOT CONTESTやこのようなプログラムを通じて、事業アイデアを生みだす仕組み・風土づくりを醸成し、新しい新規事業の創出により一層力を入れてまいります。

G’s ACADEMY(ジーズアカデミー)について
「G’s ACADEMY」は「セカイを変えるGEEKを養成する」をテーマに、2015年4月にデジタルハリウッドが設立したエンジニア起業家養成スクールです。
このコンセプトが共感を呼び、入学者の約80%が起業志望者またはベンチャー企業への就職希望者となっています。

入学時は全くのプログラミング初心者だった方々が、卒業時にはサービスを次々と立ち上げ、卒業間もなくVCからの資金調達に成功するなど奇跡的なストーリーを生み出し、現在(2022年7月)は約1,700名の起業家×エンジニアコミュニティに成長しています。

また、多くの起業志望者に対応すべく、最大500万円までの投資が可能なインキュベート機関「DROCKETS」を設立。起業家とエンジニアの化学反応を引き起こし「セカイを変えるようなサービスを日本から生み出すこと」に貢献しています。

おわりに

記事を当初、拝見したときは素直に「わくわくする人材育成」と感想を抱きました。
プログラミングは、触ってみるとわかるのですが、単純に記すと「文法」とライターは思います。
既に義務教育の現場では手探りのようにプログラミング教育が開始されましたが、十分に普及や実施までには至っていない現状があります。ハード面やソフト面の地域格差はあるかもしれませんが、「母語」である日本語の基礎や文法、読解が不十分のままでは、プログラミング教育の根本的なところは育ちにくいだろうし、挫折を多く経験しかねません。
ですから、人生経験を経た社会人こそ、プログラミングに触れるべきと思います。習得すれば、その現場で問題になっていることを劇的に解決する手段をアプリに変換したり、IoT機器へカスタムしたりできるシステムを開発できる。あとは、習得するチャンスに恵まれ、現場を改善するという意思がはたらくかにかかってくるでしょう。

現に改善したい意思は「MOON SHOT CONTEST」でも立案された内容を見ますと、「防災関連事業」、「アミューズメント関連事業」、「砂漠緑化関連事業」「ウェルビーイング関連事業」、「リユース関連事業」、「国際エンジニア育成関連事業」「プラットフォーム関連事業」、「女性活用関連事業」、「コンサルティング関連事業」「交通インフラ関連事業」、「ゲーム関連事業」、「林業関連事業」とインフラから環境対策、SDGs関連やアミューズメントにわたり、鉄道を中心とした交通事業を基盤とした「街づくり」を事業の根幹においた鉄軌道事業、不動産、生活サービス、ホテル・リゾート事業などを展開している東急グループの風土があるからこその新規事業発案にこめられているのが分かります。

そうした風土でさらにプログラミング技術をベースにした人材育成と新規事業創出にすすむことで、建設現場での問題解決を内製したアプリやIoT機器開発にへとつなげることを目指しているのでしょう。
現場の建設DX化は人材育成からという意欲的な思想が感じとれるニュース記事でした。



□東急建設株式会社
リリースニュース:
https://www.tokyu-cnst.co.jp/topics/2221.html
経営戦略本部 経営企画部 コーポレート・コミュニケーショングループ  西田
TEL 03-5466-5008 FAX 03-5466-5069

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