2022年12月号月刊「防水ジャーナル」掲載中。

sugitec

激動の2022年も残すところ5日。

物価高騰に、資材価格の段階的上昇も年明けからも続く模様で。
春からの生コンクリート価格の次の値上げも見通しに挙げられている昨今です。

こうした社会情勢下でもインフラや建造物の保全管理は定期的なメンテナンスで、累積費用や危険性を限りなく低くできるものです。

すこし、実生活にたとえてみてみましょう。
たとえば、歯科クリニック。
まだ大丈夫だろうと、歯が疼くぐらいまで放置してしまうと、セメント処置でおさまる虫歯だったとしても、状態によっては、抜歯や高額なインプラント処置になりかねない場合になってしまうわけです。患者は歯の大切さを知り、「かかりつけ歯科」の定期的な歯科検診をうけることで、自身の歯の状態を把握しケアしようと努めます。
歯科医は歯科検診のカルテをもとに患者の歯の経年状態を予測して定期診断のアナウンスをします。
ここで別れ目なのが、定期検診を継続するかどうかで、将来的な歯の機能の状態を維持できるかに関わって来るでしょう。
これは、住まいやインフラ建造物についても同様なことが言えるのではないでしょうか。

ライターのNも来年の2月には歯科検診のおしらせが来ていたのをふと思い出しました。

さて、「歯」と「タイルの剥落」を比喩したわけではなかったのですが、現に、歯科の分野にもAI導入は進行しており、レントゲン読影を人工知能でするというもので、一瞬で虫歯や病巣を検知するというものと口腔内スキャナーとセレック処置(型取りをせずにカメラで画像を取り込んで、自動で削り出して詰め物や被せ物を作る装置)が進んでる話も聞くぐらいです。

いささか、前置きが長くなりましたが、本日の記事は弊社スギテックと竹中工務店が共同開発した「タイルの剝落」をAI診断できる「スマートタイルセイバー®」の工事事例として、株式会社新樹社から発刊されている2022年12月号月刊「防水ジャーナル」に掲載されていることを告知する内容です。

「特集 安全を提供する外壁タイル剥落対策」としてp48-49の工事事例「タイル張り外壁改修における自動診断システムの活用事例」と題しまして解説しております。

詳細は以下のリンク先にて、購読頂ければと思います。

2022年12月号
月刊「防水ジャーナル」
https://bousui.press-shinjusha.co.jp/backnumber2022/
株式会社 新樹社
https://bousui.press-shinjusha.co.jp/

特集 安全を提供する外壁タイル剥落対策
「『改修標仕』および『改修監理指針』における外壁改修工事の変更ポイント」本橋健司

「外壁タイル落下事故の判例から見る責任主体と施工会社の対策」秋野卓生
                               (匠総合法律事務所)

「外壁複合補修工法の採用経緯と品質判定基準」桜井宏行(都市再生機構)

〈製品開発動向〉

〈工事事例〉

2022年12月号 月刊「防水ジャーナル」

スギテックでは日々の建築・構造物の調査診断等は勿論、そこから得られる知見をもとに、今回ご紹介させていただいたソリューションに続くサービスを生み出し続け、我が国の良好な建築ストックの形成に寄与して参ります。


スマートタイルセイバー®に関するお問い合わせ
TEL:03-6894-4075
お問い合わせフォーム:https://www.sugitec.net/contact/index.html

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