東急リバブル✕ジャパンホームシールド✕Rist<br>業界初!! AIによる外壁クラック検査アプリ「CRACK SCANNER」提供開始。

概要

本日は東急リバブル株式会社（以下、東急リバブル）、ジャパンホームシールド株式会社（以下、ジャパンホームシールド）、株式会社Rist（以下、Rist）は共同開発し特許を取得したAIによる外壁クラック（※1）検査アプリ「CRACK SCANNER（クラックスキャナー）」の外部提供を2023年9月に開始というリリースニュースをお届けします。

「CRACK SCANNER」の提供開始

検査アプリ「CRACK SCANNER（クラックスキャナー）」はスマートフォン（※2）で撮影するだけで、AIがクラックを検出し、かつその幅を1/100ミリ単位で計測し、最短15秒でスピード検査できるアプリは、建設業における2024年問題に対処するための業務効率化や生産性向上に資するものであり、特に建設・住宅業界（戸建て）においては初めての取組み（※3）となります。

※1 クラック：建物の外壁や内壁、基礎などにできる亀裂やひび割れのこと。
※2 iOS14.4.2、iPhone8以降が対象。
※3 業界初：戸建て住宅業界のAIによる外壁クラック検査サービス（1/100ミリ単位まで計測可）として業界初、ジャパンホームシールド調べ、調査年月日 2023年8月

外壁クラック検査アプリ「CRACK SCANNER」公式サイト

外壁クラック検査ツール「クラックスキャナー」｜ジャパンホームシールド株式会社

AIが外壁クラックを瞬時に計測。 CRACK SCANNER（クラックスキャナー）は、ひび割れ検査を効率化するAIアプリです。住宅検査やホームインスペクションなどにご活用いただけます。利用料金のお見積り、各種ご質問などは本ページよりお問い合わせください。

AIによる外壁クラック検査アプリ「CRACK SCANNER」とは

「CRACK SCANNER」はAIを活用した外壁クラック検査用アプリケーションです。スマホで撮影するだけでAIがひび割れを自動的に検出・計測し、最短15秒でスピード検査できる技術を搭載しています。

住宅のメンテナンスや建物の状態を把握するための検査業務において、その精度向上及び業務効率化を目的として2019年に東急リバブル、ジャパンホームシールド、Ristの3社で共同開発を始め、2022年8月には特許（特許第7124995号）を取得しています。

　AI(人工知能)による外壁クラック画像診断システムを開発(2019.12.11)
　https://www.j-shield.co.jp/uploads/entry/20191211.pdf

　AIによる外壁クラック画像診断技術が特許を取得（2022.11.09）
　https://www.j-shield.co.jp/jhsmedia/ai-crack/

資料引用：東急リバブル

おわりに

戸建て住宅業界のAIによる外壁クラック検査に特化した検査アプリ「CRACK SCANNER（クラックスキャナー）」の外部提供ということですが、中小の住宅調査企業や保険会社の調査員向けというのがターゲット層でしょう。しかし、広範囲の劣化状況を撮影するには、スマートフォンだけで全て完了できるものでしょうか。

さて、
弊社スギテックでは広範囲のクラック検査（巨大流通センターやインフラ施設などなど）に強力なソリューションツールを9月27日(水)から9月28日(木)で開催されます、日経クロステックNEXT 東京2023の建設ＲＸコンソーシアムのブースにて公開いたします。　
その名も「スマートクラックチェッカー」。
株式会社竹中工務店様との共同開発した大平面スラブのひび割れ調査を人工知能AIで自動解析システムです。乞うご期待。