ベイシスコンサルティング✕マプリィ 橋梁点検に変革をもたらす「mapry橋梁」の特設ホームページ開設。

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概要

iPhone搭載LiDAR*1を利用した3Dモデルと写真を組み合わせる橋梁点検用アプリケーション「mapry橋梁」の特設ホームページが公開され、国土交通省の「点検支援技術性能カタログ」や「インフラDXコンペ」における優秀技術賞に選定された「mapry橋梁」の実際の地方自治体における検証についてのリリースニュースをお届けします。

「mapry橋梁」専用ホームページを開設

インフラ関連分野を中心に、ICT・AI・クラウド等の先進技術を活用したソリューション及びコンサルティングの提供、人材育成の仕組みを提供している株式会社ベイシスコンサルティング(以下、ベイシスコンサルティング)は、本年1月に戦略パートナーシップを構築した株式会社マプリィ(以下、マプリィ)の開発した橋梁点検業務支援アプリケーション「mapry橋梁(呼称:マプリィ・ブリッジ)」の社会実装を加速させるべく「mapry橋梁」専用ホームページを開設いたしました。

ベイシスコンサルティングは、mapry橋梁を用いて国内に55万箇所以上にある小規模橋梁の点検コストと工程を大幅に削減し、特に定期点検の予算確保に課題がある地方自治体の自治力向上を目指します。

特設ホームページURL: http://mapry-bridge.com

mapry橋梁概要

mapry橋梁はiOS mapryの地図機能をベースに、地図上で登録した橋梁の図面(損傷図、平面図、立面図等)に3Dスキャナー機能で取得した点群、及びスマートフォンのカメラで撮影された写真を関連づけて保存・表示できるスマートフォン向けアプリです。

本アプリケーションによって、橋梁における点検の現地踏査や点検現場において、技術者が手作業で記録していた野帳やデジカメで撮影していた作業が、携帯電話ひとつで完結することが可能になりました。

*1 mapry橋梁アプリの正常な動作のためには、iPhone13以降のLiDARが搭載された機種が必要となります。

特徴

mapry橋梁は、自治体職員が自らデジタル技術(3Dモデル)を活用した点検を実施することが可能な、簡便な橋梁点検支援ツールです。橋梁の過年度調書の損傷図や野帳をインポートし、現場で撮影したデータ(画像、動画、3Dモデル)を、それに紐づけて管理することが可能となっています。
現場ではiPhoneを対象部材にかざして点群データを取得し、再現された3Dモデルに写真位置を表示します。

同時に、写真には部材や劣化種別、判定区分のメモなどの記録することが可能です。これら現場で取得したデータが、webブラウザ(パソコン/タブレット等)専用アプリケーションの「mapryGIS」を通じて内業班へ共有されることで、これまで膨大な紙やPDFをもとに作業していた調書作成や図化作業の労務を省力化することが可能です。

mapry橋梁を使うことで、野帳への損傷位置の書き込み間違いを防いだり、点検計画のための現地踏査で多くの情報を把握、特定溝橋等の小規模橋梁の自治体職員の直営点検を支援するなど、橋梁定期点検のデジタル化、省力化、コスト縮減につなげられます。

信頼の実績

mapry橋梁は開発プロジェクトの立ち上げから2年余り、国土交通省や内閣府のプロジェクトを通じて技術をブラッシュアップしてまいりました。本年は開発した技術の社会実装初年度と定義し、複数のエリア(自治体職員、点検事業者)でアプリの有用性や使いやすさ検証していただいております。

受賞歴及び技術検証参加プロジェクト(抜粋)

・国土交通省点検支援技術性能カタログ (技術番号: BR030052)
・2022年度 第1回インフラDXコンペ 優秀技術賞受賞(近畿地方整備局主催)
・(第3期SIP)戦略的イノベーション創造プログラムにおける検証技術
・中小企業イノベーション創出推進事業フェーズⅢ(SBIR:Small Business Innovation Research)「災害に屈しない国土づくり、広域的・戦略的なインフラマネジメントに向けた技術の開発・実証」開発技術

展示会出展のお知らせ

2024年5月22日(水)から5月24日(金)に幕張メッセで開催される「第6回 建設・測量生産性向上展 (CSPI-EXPO)」に出展いたします。
ブースでは2024年問題に代表される建設土木業界の課題解決に貢献するソリューションはもちろん、
mapry社によるハンディーな測量機器なども数多く展示しております。皆様のお越しをスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。

【展示会名】第6回 建設・測量生産性向上展
【日時】2024年5月22日(水)~24日(金) 10:00~17:00  ※最終日24日のみ16:00まで
【会場】幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)
【ブース情報】展示ホール3 10-40 (マプリィ社ブース内にて展示)
イベント公式サイト:https://cspi-expo.com/

資料引用:ベイシスコンサルティング ✕ マプリィ 

おわりに

「mapry橋梁」が作動するのは、「iPhone」だけなのですね。
別の視点からすこし記しますと…
AndroidとiPhoneの国内外のシェアを比較すると、日本は世界シェアと比較して逆転しています。
世界のiPhoneシェアが約3割弱に対して、日本は約7割弱と非常にシェアが高いのです。反面、世界のAndroidシェアが約7割強に対して、日本は約3割弱と非常にシェアが低いのが特徴です。その点からもLiDAR機能の有無が「mapry橋梁」の利用条件ですから、当然の仕様方針なのでしょう。

ようやく自前AIをアナウンスしはじめたAppleと、先行してAndroid端末に搭載されたAIで利用の多様性を探るGoogle。「劣化」という状態を画像学習したAIなら、一枚の写真から調査判定ができる段階にはすでに到達している昨今です。しかし、問題は調査した後に、地域の限られた予算で少数の人材を工面し、どう迅速に改修し、年々激甚化する災害から地域をまもるか…地方だけではない日本全体の問題といえるでしょう。


参考・関連情報・お問い合わせなど
株式会社ベイシスコンサルティング
リリースニュース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000135387.html

所在地:東京都文京区本郷一丁目5-11 水道橋こんぴら会館4F
代表者:代表取締役 石川雄章
ホームページ:https://basisconsulting.co.jp
お問い合わせ:info@mapry-bridge.com
「mapry橋梁」特設サイト:https//mapry-bridge.com
担当部署:新技術推進部

株式会社マプリィ
所在地:兵庫県丹波市春日町多田165番地(本社)
代表者:代表取締役 山口 圭司
ホームページ:https://mapry.co.jp
お問い合わせ:info@mapry.co.jp

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