建築金物・外装用建材・エクステリアなどの総合メーカー、株式会社ダイケン(以下、ダイケン)は、2025年11月19日(水)~21日(金)に東京ビッグサイトで開催される、国内最大級の建物・施設・ビルメンテナンスの展示会「ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO2025」に出展します(ブース番号:3-W03)。
セフティーレールシステム メンテナンスレール MRA型
「ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO2025」出展のお知らせ
高所での作業者の安全な吊り下げと移動を実現し作業効率向上につなげるレールシステムを展示

本展示会では、高所作業時に作業者の安全帯を吊り下げる「墜落防止装置:セフティーレールシステム メンテナンスレール MRA型」を展示します。皆さまのご来場をお待ちしています。
展示製品について
ダイケンは、工場・倉庫の出入口にある、重くて大きい扉を吊り下げて移動するためのレール部品「ハンガーレール」のトップメーカーです。
この「ハンガーレール」のノウハウを応用し、ビルメンテナンス向けに「墜落防止装置:セフティーレールシステム メンテナンスレール MRA型」を開発しました。
本製品は、作業者の安全を確保しつつ作業効率向上につなげます。既に国内の主要都市の商業施設を中心に採用実績を伸ばしています。※本製品は新築工事や改修工事時に施工。
ダイケンは長年培ってきた「ハンガーレール」のノウハウを活かし、今後も「省人化・省力化」につながる製品を開発していきます。
セフティーレールシステム メンテナンスレール MRA型
ビル清掃(窓ガラス清掃・外壁清掃など)、外壁調査など足場のない高所作業向けの常設型 墜落防止装置。足場やゴンドラを設置しにくい現場でも作業を可能にします。
主要な材質に、サビにくいステンレスを採用しています。

直線レール:部品構成イメージ

導入事例:GINZA SIX様

導入事例:麻布台ヒルズ 森JPタワー様

導入事例:虎ノ門ヒルズ ステーションタワー様
□展示会 概要
●名 称:ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO2025
●会 期:2025年11月19日(水)~21日(金)10:00~17:00
●会 場:東京ビッグサイト 西3・4ホール
●主 催:公益社団法人全国ビルメンテナンス協会、一般社団法人日本能率協会
●公式サイト: https://www.jma.or.jp/BMCL/
●ブース番号: 株式会社ダイケン 3-W03
●来 場 方 法: 事前登録制(入場無料)
株式会社ダイケン とは
1924年に戸車の製造を以て大阪にて創業。
以来、建築金物・内外装建材・エクステリアなど数百種類以上の製品を製造する「建築金物総合メーカー」として日本の住環境を支えてきた。ハンガーレール、駐輪場屋根・自転車ラックの製造ではトップメーカーであり、日本で初めて家庭用物置を製造した歴史も持つ。
株式会社ダイケンの製品群

ビル、集合住宅のあらゆるところにダイケン製品が!製品の幅広さが最大の強み
パーソナルからパブリックスペースまで、あらゆる建築物にダイケン製品が使われています。
毎日の暮らしを快適に維持し続けるため、普段あまり気にかけない「問題がなくて当然なもの」に対して、ダイケンは最新の技術とアイデアを活かして、製品の研究・開発に取り組んでいます。
資料引用:ダイケン
おわりに
省人化が進むなかで、いずれビルメンテナンスをロボットが代行する未来を実現するには、ダイケン様の「墜落防止装置」のような既存の安全技術を、単なる人の安全確保から一歩進め、ロボットのためのインフラへと進化させる必要があるでしょう。
この壮大なパラダイムシフトを実現するために不可欠な環境構築は、以下の3つの柱で構成されます。
□移動・アクセス経路のインフラ化(レールシステムの高度利用)
既存のレールシステムは、ロボットの移動プラットフォームへと進化します。
・電動走行レールへの進化: ロボットを自動で移動させるための電動キャリア(トロリー)をレールに組み込みます。
・給電機能の統合: レールを給電ラインとして機能させ、ロボットの連続・長時間稼働を可能にします。
・高精度ナビゲーションシステムの埋設: 外壁やレールにマーカーを常設し、ロボットが自身の位置を正確に把握する測位システムを構築します。
□データと電力の統合通信ネットワーク
ロボットが収集した情報を活用し、遠隔制御を可能にするための通信基盤が重要です。
・有線・無線ハイブリッド通信網: 大容量かつ低遅延のデータ送信のため、光ファイバーやローカル5Gなどの高信頼性通信網を整備します。
・中央管制システムとの連携インターフェース: BIMデータやBMSと連携し、最適な作業指示をロボットに自動で出すためのインターフェースを標準化します。
□運用・保守のための常設設備
ロボットが安定して稼働し続けるための補完設備が、建物の標準装備となります。
・ロボット格納・充電ステーション(ハンガーベイ): 悪天候からロボットを保護し、自動で充電・補給を行う常設の格納庫を設置します。
・ユーティリティ供給ポートの標準化: 清掃用水や洗剤をロボットが自動で補給できる給水・給液ポートを整備します。
・外壁構造の標準化: ロボットの作業効率を最大化するため、突起を排した「ロボットフレンドリー」な外壁設計や把持しやすいフレームを導入します。
これらの環境が整うことで、危険な高所作業をロボットが代行し、「省人化・省力化」が進み、
ビルメンテナンスはより安全で効率的、そして、持続可能な住環境の実現に寄与できる未来を想像することもできます。
〔本件リリースに関するお問い合わせ先〕
□株式会社ダイケン
リリースニュース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000061097.html