ドローン専用点検アプリの実用化近づく

sugitec

こんにちは。いよいよ今週末あたりで2017年の仕事納めの方も多くおられると思います。年末でバタバタと忙しいですが、最後まで気を抜かず怪我のないようにいきましょう。

本日はドローンの話題。昨今ではドローンを様々な点検に活用するという事例が増えてきていますが、そういったドローンの点検を、より手軽に簡単におこなえるようにするためのアプリの開発がはじまったということです。

ドローン専用点検アプリ「TERRA DORONE INSPECTION」

この「TERRA DORONE INSPECTION」という名前のアプリですが、その名前の通り開発会社はテラドローン株式会社さんです。つい5日くらい前に開発に着手したというリリースがありました。

開発の背景

ドローンを活用したインフラ点検が進む中で、より手軽に安全に家屋やビルなどの外壁や屋根の点検を自身でおこなえるようにするためです。


出典:PRTIMES

従来はビル、橋梁などの建造物の点検は、人による目視や打診等の方法でおこなっていますが、人員が多い場合は人件費がかかる他、現場によっては点検に足場架設など、大掛かりな設備を設置する必要が出る場合もあります。

足場が必要となると安全面の確保にも気を付けなければいけませんし、色々と課題がありました。しかし点検にドローンを活用しようと思うと、決して手軽とは言えないのが現状です。

ドローン+専用アプリによる点検

そこで、テラドローンさんのアプリ「TERRA DORONE INSPECTION」ですが、第三者に頼むことなく自身で素早く簡単に建造物の調査ができる、というコンセプトで開発されています。

ドローンは家やビルなどの建造物に沿って飛行。建物の劣化状況や破損部分などを撮影しデータを取得。そのデータはクラウドに保存され3次元データになります。

そのデータをもとに建造物全体の劣化状況の詳細データに得ることができるアプリになっているとのこと。アプリはDJI社のMavicやSparkなどの小型ドローンでも使用可能とのことです。

まとめ

ドローンでの調査は事前に様々な準備が必要になりますが、ドローンの経験が不足している人にとって操縦が最も難しい部分になるでしょう。

このアプリでどこまでその操縦部分が簡易になるかはまだ不明ですが、ある程度自動運転で撮影が可能になるものであれば大いに利用価値の高いものになるのは間違いないと思われます。

アプリは2018年度内の実用化を目指しているそうなのでその動向に注目です。

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