助太刀 いつでも、どこでも学べる「助太刀学院」が特別教育3科目を新追加開講。

sugitec

21万超の登録事業者が利用する国内最大級の建設人材マッチングプラットフォームを運営する株式会社助太刀(以下「助太刀」)は、建設業特化のオンデマンド教育サービスの「助太刀学院」にて、「酸素欠乏・硫化水素危険作業」「足場の組立て等作業従事者」を公開し受講申し込みを開始というリリースニュースをおとどけします。

酸素欠乏・硫化水素危険作業 / 足場の組立て等作業従事者 / 高所作業車運転業務の3科目

「高所作業車運転業務」は2025年7月18日に公開・申し込みを開始。
それぞれの講座は、職人と工事会社のマッチングプラットフォーム「助太刀」のスマートフォンアプリに登録すると、割引価格で受講が可能。

今後も科目を増やし、より多くの方に現場を休まず教育が受けられる環境を提供していきます。

助太刀学院についてはこちら:https://suke-dachi.jp/gakuin/

「助太刀学院」の概要

「助太刀学院」は、特別教育における資格取得や、将来的には施工管理などの上位資格取得をサポートする教育サービスです。隙間時間で受講可能なオンデマンド形式の講座を提供することで、現場を休まずに資格を取得することが可能になります。

今後は、職人から施工管理へのキャリアアップや、未経験者の建設業界への入職を支援します。
建設業界を「キャリアアップが実現できる魅力的な業界」へと進化させ、次世代の担い手を増やすことを目指しています。

助太刀について

助太刀は「建設現場を魅力ある職場に。」というミッションを掲げ、職人と工事会社の新しい出会いが見つかるアプリ「助太刀」を運営しています。
登録事業者数は21万を超え、建設業界におけるマッチング領域では圧倒的なシェアを誇り、発注側の工事会社と受注側の工事会社や職人をマッチングし、長期的な取引先と出会えるサービスの提供に尽力しています。

また、アプリ内で求人広告の掲載および職人へのダイレクトスカウトが送付できる「助太刀社員」や、
現場を休まずオンデマンドで特別教育が受講できる「助太刀学院」を提供しています。このように、人材確保・育成を支援する各種サービスを展開しています。

取引先探し・採用・教育と、建設業界の人材課題を幅広くサポートし、建設業界が抱えるさまざまな課題の解決に向けサービスの拡充を続けてまいります。

「助太刀」サービスサイト:https://suke-dachi.jp/
「助太刀社員」サービスサイト:https://shain.suke-dachi.jp/
「助太刀学院」サービスサイト:https://suke-dachi.jp/gakuin/

資料引用:助太刀

おわりに

建設現場には様々な工程で多種多様な施工がある訳で、そこに携わる技術者や職人団体は、それぞれ現場で培ってきた特殊な専門技術で、新築工事や改修工事から竣工へと導いています。
現場の人手不足が叫ばれる中で、各専門集団たちは人材確保と後進育成をどうしていくかが業界全体の課題です。

ここで各専門集団が培ってきた施工技術を広く一般の方々も学習できる「教材化」したのちに、
「教材のAPI化」へとかたちを変えれば、助太刀学院が提供する教育コンテンツ(動画講座、テキスト、演習問題など)、受講者の学習進捗、資格取得状況、受講履歴といった学習関連データを、外部企業団体や職人集団が育ててきた社内・集団技術教育のプログラムを介して利用・連携できる形式で提供できれば、業界全体の「担い手」の増加に寄与できるのではと、ライターはふと思いつきで記しました。そうなれば、助太刀学院の教育サービスが、より広範なエコシステムの中で活用される可能性が生まれるのではないでしょうか。

※ API
API連携とは、異なるソフトウェアやシステム間でデータや機能を共有するための仕組みです。API (Application Programming Interface) を活用して、アプリケーション同士を連携させ、機能拡張やデータ連携を効率的に行うことを指します。

「教材のAPI化」がもたらす可能性とメリット

助太刀学院の特性を踏まえると、「教材のAPI化」は以下のような大きなメリットと可能性を秘めていると考えられます。

□多様な学習プラットフォームとの連携強化

企業内教育システム(LMS)との連携
建設会社が独自に運用している学習管理システム(LMS)や人事システムに助太刀学院のコースを直接組み込むことが可能になります。これにより、従業員は一貫したプラットフォームで学習でき、企業側も研修管理や履歴の一元化が容易になります。

建設現場向けアプリやDXツールとの連携
建設現場の特定の作業やプロジェクト管理アプリから、関連する安全教育や技術研修コンテンツをAPI経由で呼び出すことができます。例えば、高所作業を計画する際に、必要な特別教育の動画をその場で視聴できるようになるなど、より実践的でタイムリーな学習機会を提供できます。

□個別最適化されたキャリア形成支援

パーソナライズされた学習レコメンド
助太刀アプリの利用データや個人のスキル、希望するキャリアパスに基づき、APIを通じて最適な資格取得コースや学習コンテンツを自動で推奨するシステムを構築できます。

キャリアアップ支援プラットフォームの構築
助太刀学院の学習履歴や取得資格データをAPIで公開し、それを求人情報やキャリア相談サービスと連携させることで、技能者のキャリア形成を多角的にサポートする総合的なプラットフォームを構築できます。

□データ活用による業界全体のスキルアップと活性化

業界全体のスキルギャップ分析
匿名化された学習データや資格取得データをAPI経由で集約・分析することで、建設業界全体で不足している技能や教育ニーズを特定し、より効果的な研修プログラムの開発に繋げることができます。

新規参入者支援の強化
新規参入を検討している若者向けに、必要な基礎知識や資格取得のロードマップをAPIを通じて提供し、学習を促すアプリやサービスを開発することが考えられます。

□コンテンツの流通とビジネスモデルの多様化

コンテンツ提供先拡大
助太刀学院の高品質な教育コンテンツを、必要とする他の教育機関や研修ベンダー、建機メーカーなどにAPIを通じて提供し、新たな収益源を確保できます。

マイクロラーニング提供
長時間のコースを、特定のトピックに特化した短い動画やモジュールとしてAPIで提供することで、スキマ時間での学習や「ピンポイント学習」のニーズに応えられます。

□課題と考慮事項

API化には、堅牢なAPI設計と安定した運用体制、データセキュリティの確保、そしてコンテンツの著作権管理や適切な利用規約の策定が不可欠です。
また、APIの提供形態(無料・有料、利用量に応じた課金など)やビジネスモデルの検討も重要となります。

助太刀学院が目指す「建設技能者のキャリアアップ支援」というミッションにおいて、「教材のAPI化」は非常に戦略的な一手となります。
単に教育コンテンツを提供するだけでなく、それを業界内外の様々なシステムと連携させることで、学習の機会を大幅に拡大し、個別最適化された支援を実現し、最終的には建設業界全体の持続的な発展と魅力向上に大きく貢献できるでしょう。
APIをプラットフォームの基盤と位置づけることで、助太刀は建設技能者教育におけるデファクトスタンダードを目指せる土台を感じました。


■本プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社 助太刀
リリースニュース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000216.000027771.html
広報担当 長内
TEL:03-6258-0906
Email:pr@suke-dachi.jp

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