インフラの一次検査を自動化するAIソリューション

sugitec

こんにちは。本日から1週間の天気予報では秋雨前線の影響で1週間全て雨の予想となっています。涼しくなってくるのはいいのですが、雨のせいで現場の方に影響が出てしまうのは辛い所ですね。

さて本日は企業の課題を解決するためのAIソリューションである「AMY(エイミー)」を開発・提供しているAutomagi株式会社が、カメラの画像データから、腐食、ひび割れ、塗装剥がれ、塗膜浮きなど劣化の検知とそのスコア判定から、報告書の作成までを一貫して行う、社会インフラ向けソリューションの「AMY InfraChecker」の提供を開始したという話題。


出典:Automagi:AMY InfraChecker

ちなみに先日ご紹介した、ブルーイノベーションの屋内飛行用ドローンの「AMY(エイミー)」と同名ですが、関係はないようです。

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一次外観検査を自動化するAI画像ソリューション

AMY InfraCheckerの開発背景

建設から長い期間の経過し老朽化が進んでいる橋梁やトンネル、建築物の数は年々増加しているにも関わらず、少子高齢化による人手、特に熟練労働者の不足問題が社会的な課題になっているのは皆さんもよくご存知の通りです。

このような背景から、同社では画像映像解析技術AIを活用し、昨年5月に画像データから錆びを検知、診断するソリューションの提供を開始しています。

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このソリューションの導入企業は10社に達し、導入された企業からは錆び以外への対応ニーズが高かったということで、ひび割れなどの点検診断にも網羅的に対応した今回のソリューションの提供に至ったそうです。

AMY InfraCheckerの特長

この新しいソリューションでは、点検診断業務で大半の工数を占める非破壊の外観検査及び、一次スクリーニングの一連業務フローを代替・自動化することで、作業の労務コストの削減と、作業員による診断結果のバラツキを無くし均質化することが可能となります。

対象の劣化項目は、従来の錆びに加え、ひび割れ、部位破損、塗装剥がれ、塗膜浮き、漏油、漏水など合計7種類。劣化以外ではアナログ計器の異常値を検知する機能もあり、広い範囲の目視点検を対象にしているのが特長。


出典:Automagi:AMY InfraChecker

これら劣化現象の位置を検出するだけでなく、劣化度をスコア判定し、スコアに応じて高・中・低等の段階分けまで自動的に行うことができるとのこと。

更に独自技術によってドローンでの対象の施設を撮影した場合に、背景から対象の構造物のみを切り出し、構造物の2次元の面積に対し劣化の割合や度合いを総合スコアとして算出できるロジックを構築(特許出願済)。

この総合スコアを活用することで、どの構造物から二次詳細点検・修繕に着手すべきかの優先度付けも簡単に行うことが可能になるそうです。

最終的には企業や自治体が既に作成している報告書にあわせた形式でデータ出力する機能も提供し、業務の大部分を自動化することが可能となっています。

まとめ

今後同社では外観の非破壊検査の対応項目も追加していくとともに、赤外線カメラによる施設内部の異常検知や打音検査の異音検知に関しても研究開発を行っているそうです。


出典:Automagi:AMY InfraChecker

例えば建物の外壁調査をする場合など、詳細な診断を必要とする場合は打診検査をすることが必須になってきますが、一時段階の検査がここまで自動化されれば、かなり効率的計画的に業務をまわしていくことができそうです。特に調査物件の数が多くなればなるほど大きな効果を実感できるでしょう。

また、独自ロジックによる劣化度のスコア算出など、数字として客観性のあるデータを提示できるのもクライアント側にとって分かりやすい判断材料になりそうですね。

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