スマホで歩行者検知し警告も。AI搭載ドライブレコーダーアプリ

sugitec

こんにちは。我々の業界では画像認識システムなどによく活用されている人工知能AIですが、最近では手軽に綺麗な写真を撮影できるようにスマートフォンなどにも搭載されています。

知らずしらず私達の日常生活に徐々に溶け込んできているAIですが、この度自動車などに搭載されている危険の検知をおこなうシステムと同じような機能を持つAIシステムを、スマートフォン1つで可能にするアプリをご紹介。

AIを用いて車両や歩行者、標識までも検知。これらをスマートフォン端末内で行えるというAI搭載型のドライブレコーダーアプリです。

世界初。AI搭載型ドライブレコーダーアプリ「スマートくん」がリリース

独自のAI技術を開発するAIの総合会社「ニューラルポケット株式会社」が開発したこのアプリ「スマートくん」ですが、専用端末は不要でAI搭載の高性能ドライブレコーダーを実現。


出典:スマートくん

利用者は従来のドライブレコーダーとしての機能をスマートフォン1つで使うことができ、既存の専用商品よりも圧倒的に導入コストを下げることが可能です。

従来のドライブレコーダーと違う部分として、AI技術による物体の検知もスマートフォン端末内で実施できる、世界初のドライブレコーダーアプリとして12月5日よりApp Storeで無料リリースされます。


出典:スマートくん

専用端末不要。高性能ドライブレコーダーを無料提供

スマートくんは、各消費者・法人企業が手持ちのスマートフォンにおいて、アプリケーションをダウンロードし、市販の一般的なスマートフォン用のスタンドに取り付けるだけで、ドライブレコーダーの機能として常時録画や車間距離の計測が可能になります。


出典:PRTIMES

AIによる急発進・急停止などの動作感知や周辺に映る「自動車、歩行者、信号機」などの検知も可能。個人・法人を問わず、アプリの基本利用は無料提供されます。


出典:PRTIMES

数万円の費用をかけてデバイスや専用端末を新たに用意し設置工事を行う必要もなく、気軽に誰にでも高性能ドライブレコーダーとしても利用が可能です。

全ての機能をスマートフォンに搭載し個人情報に配慮した形で利用可能

「録画」「車間距離計測」「AIによる物体検知」これらを全てスマートフォン端末内で処理。アプリケーションのダウンロード時等を除き、ドライブレコーダー機能の利用は基本的に通信料は発生しません。

スマートフォンアプリとなるので、全ての機能がスマートフォン内で完結し、映像の録画・映像確認等のドライブレコーダーに必要な機能は全て、直感的な操作で使用することが可能になっています。


出典:PRTIMES

また、AI技術を用いて取得したデータは今後2020年年始に、ユーザーに対する運転安全レポートや運転サポート通知(前方車両発信を音声で通知等)などの便利機能として利用・提供されます。

まとめ

スマートフォンだけでドライブレコーダーを利用できる他、AIによって車間距離を自動的に計測したり、物体を検知したり音声通知をしたりといった先端の機能も使える非常に有用なアプリケーションとなっています。

しかもこのアプリを使うために個人情報を登録したり面倒なログインなども一切ありませんので、アプリをインストールするだけで気軽に活用することが可能です。個人情報にも配慮されている点は嬉しいですね。

無料で登録も無しでこれだけのものが使えるのはユーザーとしては嬉しい限り。おそらくビッグデータと引き換えに無料になっているのだと思いますが、データが集まることでより精度も高まっていくので丁度ドライブレコーダーを使ってみたい方や、AIの物体検知での安全な走行を試してみたい方はいかがでしょうか?

◆スマートくんサービスページ:https://smartkun.neuralpocket.com/
◆App Store ダウンロードURL:https://itunes.apple.com/jp/app/id1483587335?mt=8

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