ソニー損保
火災保険でドローン活用による迅速な損害調査と保険金支払を実現。 さらに修理会社の紹介・手配でお住まいの復旧までトータルにサポート。

sugitec

概要

ソニー損害保険株式会社(以下「ソニー損保」)は、火災保険において、ドローンの本格活用による迅速な損害調査と保険金支払に加え、修理会社の紹介・手配を通じたお住まいの復旧までのトータルなサポートの提供を、2022年8月から開始。本日はその内容をみつめます。


台風一過の9月7日ですが、場所によっては、いまだに瞬間的に50m/s近い暴風が吹き荒れて、倒木や飛来物の危険性ある様です。
また、台風から離れている地域でも強まる風に注意が必要です。

この台風11号は、8月28日(日)15時に南鳥島近海で発生し、発達をしながら西よりに進み、一時、猛烈な勢力に成長。
9月2日(金)に先島諸島の南に進んだ後は進路を北よりに変え、9月5日(月)から6日(火)にかけては台風は強い勢力で、九州北部や中国地方の一部を暴風域に巻き込みながら進みました。
最大瞬間風速は長崎県対馬市厳原で44.7m/s、福岡県福岡市で33.2m/sを観測。
その後、台風11号は日本海を北よりに進み、9月6日(火)21時に日本海で温帯低気圧に変わりました。

沖縄県の全域から九州北部地域での物流網や交通網、通信網にも影響をおよぼし、6日の午前6時段階で、九州では合わせておよそ3万5600戸が停電しています。倒木や飛来物の危険事例が各地で報告され、家屋の破損確認や修繕対応はこれからという状態かと思われます。

季節柄の自然の力とはいえ、罹災されたみなさまにご無事であられたことへの慰労の気持ちと復旧へのエールをお送りする気持ちもこめまして、本日は「火災保険」へドローン活用をプラスして、修理会社の紹介・手配を通じたお住まいの復旧までのトータルサポート提供を開始したソニー損害のリリースニュースの内容をみつめます。

火災保険にドローン活用で迅速な損害調査と保険金支払を実現

ソニー損保の火災保険は、ネットならではの利便性や補償のカスタマイズが可能な合理性などが特長で、保有契約が堅調に伸長しています。

契約されたお客様の万一のときを確実にサポートできるよう、災害や事故発生時の対応体制の一層の強化を図っており、今回のトータルなサポートの提供開始もその一環です。

■ 本サポート提供開始の背景
お住まいの屋根の損害状況を確認する場合、損害調査員や修理会社のスタッフが屋根に上がる必要が生じることが多く、損害確認に時間がかかりがちです。
特に大規模災害発生時には人手が不足し、損害確認や保険金支払に時間を要して、復旧工事が遅れることもあります。

また、復旧工事に関し「火災保険を使って自己負担なくお住まいの修理ができる」「保険金の請求は代行する」「請求代行の報酬は保険金で賄うことができる」といった勧誘をする事業者や、一般的な相場より高額な修理費用を請求する修理会社等とお客様とのトラブルの多発も、近年問題となっています。

こうした状況の中、お客様からは「早く損害を確認して保険金を支払ってほしい」「自分で修理会社を探すのは大変なので、紹介してほしい」とのご要望も多く寄せられています。

そのため、2022年8月から、お客様のお住まいの損害状況やご希望に応じて、ドローンを損害調査に本格的に活用(1)することで、屋根など人による確認が難しい位置や角度の損傷箇所も含め、 より迅速に損害を確認し保険金をお支払いできるようにしました。
また、ソニー損保が提携する修理会社の紹介・手配や保険金による修理費支払い(2)など、お住まいの復旧までソニー損保がトータルにサポートすることで、お客様と修理会社等とのトラブルを防ぐとともに、お客様のお手間を省けるようにしました。

資料引用:ソニー損保

■ 本サポートの概要
お客様から事故のご連絡をいただいた後、ソニー損保の担当者がお客様のお住まいの損害状況やご希望に応じて、ドローンによる損害調査や修理会社の紹介・手配を行います。

資料引用:ソニー損保

ソニー損保は、人に寄り添う力とテクノロジーの力を掛け合わせ、サービスのさらなる拡充と、品質および利便性の一層の向上を目指しています。
今後も、火災保険をご契約いただいているお客様により大きな安心をお届けできるよう、鋭意取組んでまいります。

(1)
全国にドローンネットワークを有するソニー損保の委託会社が損害調査を行います。
大規模災害時には、被災地以外からもドローンパイロットを派遣することができるため、迅速な損害調査が可能です。
サービスの概要は、ウェブサイト(https://www.sonysonpo.co.jp/fire/con_005.html)でもご確認いただけます。

(2)
本サービスは、「住まいの修理会社紹介サービス」を指します。
火災保険の補償の対象となる損害を受けて住まいの修理が必要になったとき、ご希望のお客様にソニー損保の提携修理会社のご紹介や、保険金による修理会社への修理費用のお支払いなどを行います。
サービスの概要は、ウェブサイト(https://www.sonysonpo.co.jp/fire/mrt_004.html)でもご確認いただけます。

おわりに

ライターはふと、ソニーグループ内のドローン製品である「Airpeak S1が災害調査に用途拡大かと思いましたが、「全国にドローンネットワークを有するソニー損保の委託会社が損害調査を行います。」とありますので、委託調査企業というかたちなのですね。

※「Airpeak S1」

弊社SUGITECもドローン調査事業も実績を重ねております。
先日の弊社リリースニュースでは、新たに「ラインドローン」調査法を導入いたしましたので、こちらの紹介ページを一読いただき、ご依頼のきっかけにして頂ければ、幸いでございます。

ドローン調査の安全システム
安心安全なドローン調査を実現 近年では高層建物などの調査でドローンが活用されることも多くなってきています。しかしドローンを使った調査でどうしても拭えないのが、安全面への不安ではないでしょうか。ラインド

参考・関連情報・お問い合わせなど

□ソニー損害保険株式会社
リリースニュース
https://from.sonysonpo.co.jp/topics/news/2022/09/20220905.html

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