SAMPLE づくり ②

sugitec

エバーガードの『サンプルづくり』。
先日のつづきをどうぞ。

“外壁タイル剥落防止工法”=エバーガード
何だか難しそうな名前ですが、建物の改修における
有効な手法なんですね~。

大きな特長は、施工前の外壁タイルの見た目質感はそのままに
かつ、タイルの剥落を防止できるというところです。

今回作っているのは大きさこそ違いますが、
実際の大きな建物で施工する時と手順としては同じ。

090723_47
090623_11

サンプル用タイルです。“建物の外壁” と思って下さい。
サンプル用タイルを4分割して

①素タイル(何もしていない)
エバーガード施工
②艶あり
③半艶あり
④3分艶あり
と、1枚で見比べられるよう仕上げていきます。

②~④はトップコートで塗り分けですので、主材を
塗っていくところでは同じ手順です。

では!はじまりはじまり~

090723_47_2

専用アンカーピンで建物と外壁タイルをしっかり連結して、
まず、プライマー(下地) を塗ったものに・・・
(左下は比較しやすいよう“素タイル”として
何もせず残してあります)

090723_38
090723_37

主材をコテで広げ、全体に伸ばします。

090723_36

つづいて“くしゴテ”。その名の通り、『くし』のように線ができます。
見えるかな?

090723_35
090723_39

次はローラー。先ほど、できた線によって
パターンがつけやすくなります。

090723_32

ローラーで仕上げた状態。

090723_31

アップはこんな感じ。繊維の混じったアクリル樹脂エマルジョン
なので乾くまではこのような乳白色。
以上の手順を同じく、乾いてからあと2回繰り返します。

エバーガードの主材は何と!3層塗りなんですねぇ。

090731_4

3層塗り終え乾けばホラッ!ご覧の通り。
乳白色はどこへやら?
違和感なく、剥落防止の膜ができています。

今度はそれをトップコートで仕上げて行きます。

つづく

スギテック
技術開発でお困りですか?

スギテックでは、DXを推進していく中で、皆様が日々抱えている課題を解決するお手伝いをさせていただきます。

「技術開発を考えているが実現できる技術なのか?」「こんなことをやりたいと思っているが、費用は大体いくらかかるのか?」等、気軽に相談や見積もりができる所をお探しの方は、是非お気軽にお問い合わせください。

SUGITEC|建設業界の最新技術紹介
タイトルとURLをコピーしました