Unityを利用しBIMデータと点群データを重ねて表示。遠隔から現場状況を確認可能

sugitec

概 要

様々なデジタルコンテンツ関連ビジネスを展開するシリコンスタジオ株式会社(以下、シリコンスタジオ)が、村本建設株式会社(以下、村本建設)とタッグを組み、DXの一環としてBIM・点群データ活用ソリューションを開発、提供した。

ソリューションはデータ容量が大きい点群データを扱いやすく軽量化し、BIMデータと点群データを重ねることで、進捗管理や設計・点群データレビューができる環境を構築するものとなる。

遠隔の多拠点から現場にいるかのような情報共有と進捗確認が可能

村本建設では昨今のコロナ禍において、全国にある現場に何度も足を運んでの写真撮影や寸法計測等を行う施工検査の効率化、また、以前よりも取得が容易になった点群データの利活用が課題となっていた。

それに対しシリコンスタジオでは、ユニティ・テクノロジーズ社の提供しているゲームエンジンである「Unity(ユニティ)」と、BIMデータを連携し、リアルタイムな3Dモデリングをシームレスに実現できる「Unity Reflect(ユニティリフレクト)」を活用したBIM・点群データソリューションを開発、提供した。

容量が大きくなりがちな点群データ容量を軽量化し、BIMデータと重ねて表示することで、進捗管理のワークフロー、多人数・多拠点での設計・点群データのレビューができる環境を構築している。

資料:シリコンスタジオ株式会社 URL:https://www.siliconstudio.co.jp/news/pressreleases/2022/2203muramoto/2203muramoto.html

レビュー環境はPCやタブレットの他、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を使ったよりリアルなVR環境でのレビューや、BIMデータをARグラスで現場と重ねて表示するということも可能となっている。

資料:シリコンスタジオ株式会社 URL:https://www.siliconstudio.co.jp/news/pressreleases/2022/2203muramoto/2203muramoto.html

これによってこれまで現場に何度も足を運んでい施工検査だが、わざわざ足を運ばずに実際に現場で見ているかのように、遠隔の複数拠点から多人数で比較、確認ができるようになり、情報共有と進捗確認の精度向上と時間短縮等の効率化が図れるという。

両社では今後、さらに現場に即したワークフローの構築と追加機能の実装を目指していくとしています。

参考・この件に関するお問い合わせなど

□シリコンスタジオ株式会社:https://www.siliconstudio.co.jp/
参考記事URL:https://www.siliconstudio.co.jp/news/pressreleases/2022/2203muramoto/2203muramoto.html

□お問い合わせ先
シリコンスタジオ株式会社 広報担当
TEL:03-5488-7070
Email:prsiliconstudio.co.jp

□村本建設株式会社:https://www.muramoto.co.jp/

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