福井コンピュータ✕スカイマティクス 3D点群処理システム「TREND-POINT」、スカイマティクス社「くみき」との連携機能を今夏にリリース。

sugitec

概要

建設業向けCADメーカーの福井コンピュータ株式会社(以下、福井コンピュータ)は、3D点群処理システム「TREND-POINT」において、株式会社スカイマティクス社製のクラウド型ドローン測量サービス「くみき」との連携機能を、2024年夏頃にリリースというニュースをお届けします。

ドローンによる撮影から3D点群データ等の地形データ生成、点群活用までをよりシームレスに

福井コンピュータは、2024年2月より株式会社スカイマティクスと業務提携を行い、同4月より「くみき」の販売代理店として取り扱いを始めております。
「くみき」は、ドローンによる空中写真から3D点群データ等の地形データの生成(SfM処理)をクラウド上で実行する純国産のサービスで、PCのスペックに依存しない高速処理を実現し、解析に伴う専門知識がなくてもSfM処理が行えることなどから、建設業界において需要が急拡大しております。

※SfM:Structure from Motionの略称で、カメラで連続撮影した複数の画像を3次元モデルとして再現する技術、ソフトウェア。

今回の連携では、SfM処理の後工程で使用することとなる「TREND-POINT」において、「くみき」で生成、保存されたデータを直接読み込むためのコマンドを実装します。
これにより、ユーザーは3D点群データの生成から編集・活用までワンストップで行えるようになります。また、純国産ソフトウェア同士の連携により、機密性の高い建設現場の三次元データを安全に生成・活用する社会の実現を推進してまいります。

連携の概要

 3D点群処理システム「TREND-POINT」では、点群データを「くみき」より直接取り込みます。

 リリース時期(予定)
  2024年夏頃

 建設・測量生産性向上展にて、本製品を展示します

2024年5月22日(水)~24日(金)に幕張メッセ(千葉県千葉市)にて開催される「建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO 2024)」において、福井コンピュータブース内にて各製品の展示および連携のデモンストレーションを実施します。

クラウド型ドローン測量サービス「くみき」の サービス概要
(福井コンピュータ専用プラン)

NETIS登録技術です。
IT導入補助金2024適用可能なサービスです。

税抜価格(福井コンピュータ専用プラン)
エントリープラン:\240,000/年
スタータープラン:\300,000/年
スモールチームプラン:\540,000/年

※スカイマティクス社が直接販売する「くみき」とは、利用できる機能やストレージ容量などが異なります。

資料引用:福井コンピュータ

おわりに

スカイマティクス社のクラウド型ドローン測量サービス「くみき」は誰でも利用できる直感的な操作により、建設現場の進捗管理・森林調査・砕石業における棚卸管理・災害時の被災情報把握など現場管理や現場調査の人手不足と技能・知見の伝承に課題を抱える業界におけるDXツールとして、企業や自治体で導入されてきました。
そして、福井コンピュータ社の「TREND-POINT」はSfM処理の後工程を経て3次元データを国産ソフトとして安全な生成を提供しています。
膨大な点群データを快適に扱え、豊富なフィルター(ごみ取り)による点群データの加工や断面作成、メッシュ土量計算などを行えます。今後の公共事業で提出が義務化される「BIM/CIM」データ生成の一助となる提携リリースと言えるでしょう。

元旦の能登半島地震の復興に測量データから寄与したいという福井コンピュータ社の想いを「建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO 2024)」で発信されることを期待したい。


参考・関連情報・お問い合わせなど

□福井コンピュータ株式会社
リリースニュース:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000048160.html

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