日本シグマックス 「ペルチェ×水冷」独自構造のワーカー向け冷却服を労働現場の熱中症対策提案に強化。

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日本生まれの日常生活向けサポーターブランド「MEDIAID(メディエイド)」を展開する、日本シグマックス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木洋輔、以下、日本シグマックス)は、熱中症対策が急務となっている状況を受け、昨年から出展数を増やし4月から7月に行われる6つの展示会に出展予定。ブースでは、2025年に発売したペルチェ式冷水循環服「メディエイド アイシングギア ベスト2」を展示し、試着体験や導入事例のご紹介、おためしレンタル等のご案内を行うというリリースニュースをおとどけします。

メディエイド アイシングギア ベスト2 の展示

昨年の出展の様子

職場の熱中症による死傷者数は過去最多、労働現場での対策は急務

熱中症での救急搬送者数が年々増加している状況を受け、2025年6月1日からは職場における熱中症対策が、労働安全衛生規則改正により罰則付きで義務付けられました。
さらに、2026年3月には、厚生労働省から全ての職場において、「職場における熱中症防止のためのガイドライン」に基づく熱中症防止対策を講じるよう定められました。(※1)

しかし、対策強化が進む一方で、2025年の職場における熱中症の発生状況について、死亡を含む休業4日以上の死傷者数は過去最多の1,681人となっていいます。(※2)

業種別に見ると、製造業が337名、次いで建設業が278名(2025~2025年12月末速報値)と、特に高温環境下での作業が多い現場において深刻な状況が続いています。

その背景には、年々進む酷暑化により、ファン付きウェアでは熱風が循環してしまう、保冷剤では冷却時間が短く運用が難しいなど、従来の対策では十分な効果を得にくくなっているという課題がうかがえます。

こうした課題に対応するため、医療現場で培ってきた日本シグマックスのノウハウを活かし、「メディエイド アイシングギア ベスト2」を開発しました。本製品は、35℃を超える高温環境下でも、広範囲を約5時間冷却することが可能で、製造業や建設業などの労働現場における新たな熱中症対策としてご活用いただけます。

2025年発売以降、現場から高い評価をいただいていることを受け、製造業や建設業など労働現場での熱中症対策の提案を強化し、昨年から出展数を増やし、4~7月の間に6つの展示会に出展します。

図1:職場における熱中症による死傷者数の推移(2016年~2025年)

図2:熱中症による死傷者数の業種別の状況(2025年)

※1:引用 厚生労働省「令和8年『STOP!熱中症クールワークキャンペーン』キャンペーン要綱」
※2:令和7年12月末の速報値(統計を取り始めた2005年以降)厚生労働省「職場における熱中症による死傷災害の発生状況(令和7年)」 p.1
※図1、図2: 厚生労働省「職場における熱中症による死傷災害の発生状況(令和7年)」 p.1~3

独自構造のワーカー向け冷却服を展示

ブースでは、2025年に発売したペルチェ×水冷の“ハイブリッド” 特許取得・独自構造のワーカー向け冷却服「メディエイド アイシングギア ベスト2」を展示します。

これまでの展示会では、冷却性能や動きやすさをご体感いただき、多くの来場者様からご好評をいただきました。今年も出展予定の全ての展示会で体感可能となっておりますので、ぜひ、お試しください。

【製品特長】

・冷却ユニットの性能向上、独自の温度調節機能搭載により、酷暑環境(気温35℃以上)でも冷感を得られる
・付属のモバイルバッテリーで5時間冷却が持続
・インナー冷却パッドとリュック式冷却ユニットのセパレート構造で、多様なユニフォームに装着可能
・冷却ユニットの位置を背中に配置し、重さを感じづらく作業性を確保
・背中から脇にかけて冷感が得られる冷却パッドは、作業動作に関わらずフィット

メディエイド アイシングギア ベスト2

2026年4月~7月に出展予定の展示会

日時展示会出展回数
4月8日(水)~10日(金)10:00~17:00第11回 ものづくりワールド 名古屋 開催場所:ポートメッセ名古屋4回目
4月15日(水)~17日(金)10:00~16:30(最終日は16:00まで)防犯防災総合展2026熱中症対策展 開催場所:インテックス大阪初出展
5月13日(水)~15日(金)10:00~17:00第1回猛暑テック[大阪]猛暑対策テクノロジー展 開催場所:インテックス大阪初出展
6月24日(水)10:00~17:00/25日(木)10:00~16:00第7回 九州猛暑対策展 開催場所:マリンメッセ福岡2回目
7月1日(水)~3日(金) 10:00~17:00第38回ものづくりワールド 東京 開催場所:東京ビッグサイト2回目
7月15日(水)~17日(金)10:00~17:00第12回 猛暑対策展 開催場所:東京ビッグサイト2回目

「MEDIAID(メディエイド)」より展開するワーカーズケア事業

『Workers Care Solution』医療で培った技術でひとのカラダを支えて助ける | MEDIAID 公式
医療現場で培った技術でひとのカラダを支えて助ける、日本シグマックスの『MEDIAID(メディエイド) ワーカーズ・ケア』公式サイトです。「作業負担の軽減」や「暑熱対策」まで、作業者の皆様の負担を軽減する製品を取り扱うほか、職場の腰痛課題の改善をサポートする「企業向け腰痛対策」サービスも販売しています。

医療現場で培ったノウハウを活かし、誕生したブランド「MEDIAID(メディエイド)」。
働く人の身体活動をサポートしたいという想いから、2021年にメディエイドより、ワーカーズケア事業を立ち上げました。

各関節サポーターやアシストスーツ、暑熱対策アイテムといった製品や、企業向け腰痛対策サービスの実施を通して、労働安全衛生面での課題解決や、従業員の満足度向上、健康経営®のサポートに貢献してまいります。

メディエイドより展開するワーカーズケア事業

メディエイド アイシングギア ベスト2 詳細資料

労働現場での暑さ対策に向けて、独自構造の冷却服「メディエイド アイシングギア ベスト2」を開発

日本シグマックスが展開するサポーター専業ブランド「MEDIAID」では、働く人の身体活動をサポートすべく2021年よりワーカーズケア事業を立ち上げました。
さらに、労働現場での熱中症対策やそこで生じている困りごとを解決するべく、ペルチェ素子による冷却に水冷を組み合わせ、特許取得した独自タンクレス構造の冷却服「メディエイド アイシングギア ベスト」を2023年に発売いたしました。
その中でユーザーから頂いた要望に応えるべく開発・改良を重ね、冷却性能や装着時のフィット感、連続動作時間を格段に向上させた「メディエイド アイシングギア ベスト2」を2025年に新たに発売、好評をいただいております。

製品特長

冷却性と作業性・可動性を両立

冷蔵庫にも採用されている冷却方式である、ペルチェで冷やした水の循環により、身体を冷やす「ハイブリッド冷却方式」を採用。
タンクレスながらも背中を含め広範囲に冷やす新技術で、着用した人が快適と感じる温度管理と、作業性・可動性を両立

少量の水で冷却効果をフルに引き出す4C-Peltier System ※3

医療用のアイシングシステムで培った技術をもとに、着用した方が常に快適と感じることができるよう「健康に配慮した温度管理」をする特許取得済み※4の冷却システムを採用。

※3:ペルチェにより4C(冷却:Cooling、循環:Circulation、(温度)管理:Control、快適:Comfortable)を実現する日本シグマックス独自のシステム

※4:熱交換装置及びウェア 第7576853号

身体にフィットし必要時にワンステップ冷却

伸縮性に優れた生地を採用することで幅広い体型をカバーすることができ、どんな体系にも冷却パッドが身体にしっかりと密着。
フィット性や密着感はベストに設けた調整ベルトでお好みに応じて簡単調節。
使用時には電源を入れるだけのワンステップで冷却開始可能。

□製品情報□
製品名:メディエイド アイシングギア ベスト2
希望小売価格:159,500円(税込)
サイズ(適用範囲:胸囲):M-LL(86~105cm)、3L(105~120cm)
使用時間:約5時間(付属モバイルバッテリー使用) ※付属のモバイルバッテリーのフル充電時間は、約3.3時間

商品ページURL(MEDIAID online): https://www.mediaid-online.jp/SHOP/5677.html

資料引用:日本シグマックス

おわりに

猛暑対策の切り札として、近年急速に普及している「ペルチェ素子」。
建設現場や製造業のワークウェアに革新をもたらしているこの技術ですが、今、その供給網には静かな、しかし確実な変化が押し寄せています。

ペルチェ素子の核心部を構成するのは、主に「ビスマス(Bi)」と「テルル(Te)」というレアメタルを組み合わせた化合物です。
特にテルルは白金族に匹敵するほどの希少性を持ち、その精錬には膨大なエネルギーを必要とします。
ここで無視できないのが、緊迫化する中東情勢の影響です。

現在、紅海周辺のリスクに伴う海上運賃の高騰や、エネルギー価格の不安定化が、これらレアメタルの輸入・精錬コストを直接的に押し上げています。
中東は主要な産地ではありませんが、物流の動脈が滞ることで、世界的な「地政学リスクプレミアム」が価格に乗る形となっています。
つまり、デバイスの心臓部である「ペルチェ合金」の原価は、今後さらに上昇していく可能性が極めて高いのです。

2025年の法改正により、職場での熱中症対策は「努力」から「義務」へと変わりました。
命を守るための投資として、こうした高価格・高性能なデバイスの需要は今後も底堅く推移するでしょう。しかし、原材料費と物流費の二重苦は、製品価格のさらなる改定や、深刻な品薄を招くリスクを孕んでいます。

「まだ先の話」と考えていた猛暑対策ですが、世界情勢の波は、確実に私たちの現場の装備品にまで波及しています。
必要なデバイスの早期確保や、既存設備の徹底したメンテナンスなど、先を見据えたリスクヘッジが、これからの夏を乗り切るための鍵となるかもしれません。


【リリースニュース配信元】
□日本シグマックス株式会社
リリースニュース:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000620.000002354.html

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