ネクストビルダーズ 建設業の若手育成に向けて現場のコミュニケーションと生成AI活用をテーマに新入社員研修を実施。

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ネクストビルダーズ株式会社(本社:東京都稲城市、代表取締役:直井 優太、以下、ネクストビルダーズ)は、2026年4月10日、一般社団法人 東京都中小建設業協会が参画する三団体合同の新入社員研修において、講義「建設業×テクノロジーの心得」を実施というリリースニュースをおとどけします。

講義「建設業×テクノロジーの心得」

当日は、東京都内の中小建設会社に入社した新入社員69名が参加しました。

今回のテーマは、建設現場で欠かせないコミュニケーションと、近年普及が進む生成AIとの向き合い方です。講義では、内容を伝えるだけでなく、その場でリアルタイムアンケートを実施。
新入社員の声を見える化した研修を実施しました。

建設業の若手育成の重要性

新入社員の時期にまず必要なのは、知識を増やすことだけではありません。
現場で分からないことが出たときに、「正しく聴く、確認する、伝える」この基本ができるかどうかで、その後の成長の速度は大きく変わります。

一方で、今の若手にとって生成AIはすでに身近なツールとなってきています。現場でのコミュニケーションが大切だという前提の下、生成AIをどのように使うか、使い方と注意点を最初に押さえた、建設業の実務を踏まえた研修を実施しました。

新入社員研修の内容

若手社員にとって特に重要性が高い「現場でのコミュニケーション」また近年普及が加速する「生成AIの活用」をテーマとしました。

近年の新入社員には、コロナ禍で遠隔授業や非対面でのやり取りの影響を受けてきた世代も含まれており、人間関係の構築の重要性や、現場で分からないことを放置せず、早めに確認し、必要な相手にきちんと伝えるという基本を伝えました。
これは人間関係やコミュニケーションの問題にとどまらず、現場で重要な五大管理(QCDSE)の土台になるためです。

あわせて、今後の実務で避けて通れない生成AIについても、専門用語の確認、会議内容の整理、メール文や書類の下書き作成などの活用方法を紹介しつつ、個人情報や機密情報を入力しないこと、生成物は社外提出前に必ず人が確認すること、AIの出力をうのみにしないことまで含めて伝えました。

後半は、現場で起こりやすい困りごとを題材にした発想のグループワークを行い、知識の理解だけでなく、現場で考え行動するかを自分で考える研修としました。

アンケートで見えた若手社員の傾向

今回の結果でまず明らかになったのは、
「人に聞くつもりはあるが、実際には聞きづらい」という実態です。

困ったときの最初の行動では、「まず先輩に聞く」が50.0%で最も多く、「自分で調べる」が37.9%でした。一方で、先輩や上司に質問することについては、「少し緊張する」が45.5%、「かなり緊張する」が22.7%でした。
合計すると68.2%です。頼ろうとする意識はあるものの、多くの新入社員が質問への心理的ハードルを感じていることが分かりました。

また、生成AIの利用率に関しては、「ほぼ毎日使っている」が36.4%、「週に数回使っている」が18.2%で、週1回以上使っている人は合計54.5%でした。すでに半数を超える新入社員が、生成AIを日常的に使っていることになります。

使い方として多かったのは、「調べもの」が68.2%、「メールや文章の作成」が45.5%、「アイデア出し・壁打ち」が43.9%でした。

生成AIは、若手にとってすでに身近な道具になっていることが分かります。

さらに、今後あるとうれしい支援として多かったのは、「業務マニュアル」と「資格取得サポート」で、どちらも66.7%でした。「社外を含めた同期交流の場」も48.5%ありました。

当日実施したアンケートについて

今回の研修には69名が参加し、このうち66名から回答を得ました。

設問では、建設業の印象、困ったときの行動、先輩や上司への質問のしやすさ、普段の情報収集手段、
今後あるとうれしい支援、生成AIの利用状況などを確認しました。

研修の場で参加者の実態を把握し、その結果も共有しながら進めたことで、より現実に即した学びにつなげることができました。

これから建設業で必要な支援

今回の研修を通じて改めて感じたのは、建設業の若手育成では、知識を教えることだけでは不十分だということです。

新入社員は、積極的に相談したいという思いを持っています。
しかし、実際には聞きづらさを抱えています。
だからこそ、相談しやすい環境づくりと、コミュニケーションの基本を早い段階で丁寧に伝えることが必要です。

同時に、日々の仕事を支える仕組みも欠かせません。
業務マニュアル、資格取得支援、同期とのつながりづくりは、そのまま定着支援につながります。
さらに、生成AIをすでに使っている若手が多い以上、社内で安全に使うためのルール整備や活用の基本を早めに整えておくことも重要です。

ネクストビルダーズ株式会社は、今後も建設業の若手育成をテーマに、現場で役立つ研修と伴走支援を続けてまいります。

また、若手育成に加え、中小建設会社向けに、生成AIの現場活用やリスク対策、業務効率化に関する伴走支援も行っています。
今回の研修で扱った「安全に使う」「現場で実務に活かす」という視点は、こうした支援ともつながっています。

参考として、以前実施した「中小建設会社のための生成AI活用(基礎講座)(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000178525.html)」の取り組みもご覧ください。コミュニケーション、育成、AI活用を切り離さず、実務に即した支援を進めていきます。

講師プロフィール
直井優太 ネクストビルダーズ株式会社 代表取締役
1級建築施工管理技士/中央大学MBA(経営修士)
地場ゼネコンにて国交省等の公共工事で現場代理人を経験。
その後、DX推進担当や経営修士の経験を経てネクストビルダーズ株式会社を創業。
現在は中小建設会社への人材採用/育成・DX/AI推進支援を行っている。

毎月3社様限定 無料相談実施中
相談は建設会社のみとさせていただいております。
無料相談専用フォーム:https://nextbuilders.co.jp/contact/

資料引用:ネクストビルダーズ

おわりに

建設現場が迎えた「知の総力戦」の時代

建設業界は今、単なる「人手不足」を超えた、大きな構造改革の真っ只中にあります。
今回のニュースが浮き彫りにしたのは、現場が「背中を見て覚えろ」という精神論を脱却し、AIという知性と、人間力という感性を掛け合わせた「知の総力戦」へと進化している実態です。

生成AIの導入は、単なる事務作業の効率化に留まりません。
それは、ベテランが長年培ってきた「勘」や「暗黙知」を言語化し、若手が最短ルートでプロへと成長するための「共通言語」を構築する試みでもあります。
しかし、どれほどテクノロジーが進化しても、命を守る現場の最前線を支えるのは、やはり「言いにくいことも即座に伝える」といった、泥臭いまでのアナログな信頼関係なのです。

今の若手社員に求められているのは、「最新ツールを使いこなすクールな知性」と「現場をまとめ上げる熱い人間力」のハイブリッドという、非常に高いハードルです。
しかし、この二つが融合したとき、建設業界は「きつい・汚い・危険」という旧来のイメージを塗り替え、最もクリエイティブでエキサイティングな職種へと変貌を遂げるのかもしれません。

「古き良き文化」と「最先端の技術」が交差する今の建設現場。そこには、効率を追求しながらも、最後は「人の声」で安全を担保するという、極めて人間味あふれる挑戦の姿がありました。


【リリースニュース配信元】
□ネクストビルダーズ株式会社
リリースニュース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000178525.html
MAIL:contact@nextbuilders.co.jp
URL:https://nextbuilders.co.jp/

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