東京理科大学発スタートアップの株式会社イノフィス(東京都八王子市、代表取締役社長:乙川 直隆、以下「イノフィス」)が新たに5製品を2026年2月より順次発売いうリリースニュースをおとどけします。
マッスルスーツとマッスルリフター
発売背景
イノフィスは、「生きている限り自立した生活を実現する」という理念のもと、2013年に創業。
電力を使わず、圧縮空気による人工筋肉で身体動作を補助するアシストスーツ「マッスルスーツ®」シリーズを開発・販売してきました。
同シリーズは、介護・農業・製造・物流・建設など多様な現場で導入が進み、2025年4月時点で国内外累計35,000台を突破しています。
現在、物流・製造等の現場では労働力不足が慢性化しており、業務の省人化・効率化は待ったなしの状況です。
また、2026年4月から高年齢労働者の労働災害防止対策が努力義務化されることも背景に、年齢や性別を問わず誰もが安全に働ける環境整備が、これまで以上に求められています。
さらに、近年の記録的な猛暑は労働環境を過酷なものにしており、熱中症対策も安全配慮義務の観点から欠かせない要素となっています。
イノフィスはそうした現場の身体的負担を軽減するため、アシストスーツを基軸に周辺領域へとソリューション領域を拡大しています。
今年はさらなる価値提供を目指し、今回新たに5製品の販売を決定いたしました。
腰だけでなく、腕も支えてほしい」という現場の声に応えた進化版!サポーター型アシストスーツ「マッスルスーツ Soft-ARM」

2024年10月に発売したサポーター型アシストスーツのエントリーモデル「マッスルスーツ Soft-Power EASY-LIFT」に腕サポート機能を追加した、腰+腕補助モデルです。
イノフィスはこれまでサポーター型アシストスーツとして「マッスルスーツSoft」シリーズを3種展開してきましたが、いずれも腰のサポートに特化していました。
同シリーズは農作業や製造業、運送業など腕の負担も大きい現場が多く、「腰だけでなく腕も支えてほしい」と多くのご要望をいただいていました。
今回発売する「マッスルスーツ Soft-ARM」は、膝裏から腕にかけて伸びたゴムで腰と腕を同時に補助。重量物を床から持ち上げる時や移動する際に、腕と腰の負担を軽減します。
農作業や製造業、運送業における運搬、積み替え、パレタイズ作業などにおすすめです。
製品型番:MS21-00
価格:27,000円(税抜)
発売時期:2026年4月
効果はそのままに、より導入しやすい価格へ。「マッスルスーツCOOL VEST 2」

2025年5月発売のペルチェデバイスとファンを搭載した「マッスルスーツCOOL VEST」の2026年版最新モデルです。
ペルチェデバイスの配置を見直し、作業に干渉しにくい位置へ変更。現場で求められる必要十分な性能へスペックを見直し、26%の値下げを実現しました。また、現場作業着により馴染みやすく、汚れが目立ちにくい配色へ変更。
製造・物流・農業・建設業など、空調管理が難しい現場におすすめです。前モデルと同様、高所作業用のフルハーネスや、マッスルスーツSoftシリーズとの併用も可能です。
製品型番:MS19-S3/M3/L3/XL3/5L3
価格:22,000円(税抜)
発売時期:2026年4月
サイズ展開:S、M、L、XL、5L
バッテリーを持ち込めない現場でも使える気化熱ベスト「マッスルスーツAQUA VEST」

バッテリーや保冷剤がなくても水だけで冷却し、繰り返し使うことができる気化熱タイプのベストです。背中と脇が一体型になっており、脇まで水が行き渡りつつ、お腹は冷やさない設計。圧着点が多く蒸れにくい仕様で、通気性が高く軽量なため、着心地も快適です。
中綿のない構造で乾きやすく、水の排出もしやすく衛生的に使用できます。着丈・身幅を調整可能なベルトとスライドバックル付き。ファン付きウェアのアンダーとしても着ることができます。
製造・物流・農業・建設業向けに、充電管理が手間な現場や、電源不要のため、電気機器の持ち込みが制限される現場でも導入しやすい設計です。
製品型番:MS20-F5/XL5
価格:12,500円(税抜)
発売時期:2026年4月
サイズ展開:フリーサイズ、XL
足に理想的なアーチをつくり、立ち仕事・歩き仕事をラクに。機能性インソール「マッスルスーツPRO INSOLE」

製造・物流などの現場では、作業靴や安全靴の装着を義務付けられている場合が多いです。しかし、そうした靴は重く硬いため装着感が悪かったり、長時間の立ち仕事や歩き仕事に使用するため疲労を感じやすいという課題がありました。
機能性インソール「マッスルスーツPRO INSOLE」は、ウィンドラスメカニズム※に基づく独自の3D設計で足を理想的なバランスに導き、負担を軽減。優れたグリップ性能のトップコートが靴の中ですべりを抑制し、靴との一体感を向上。また、足の動きにフィットするパーツ「フレキシブルホルダー」が足裏アーチの動きに追従して装着感を高めます。
※つま先が上がることで足底腱膜が巻き上げられ、足の剛性が高まる現象のこと。
製品型番:MS18-M0/L0/LL
価格:3,600円(税抜)
発売時期:2026年3月
サイズ展開:M(23.0~24.5cm)、L(25.0~26.5cm)、LL(27.0~28.5cm)
重量物の搬送をパワーアシスト!パレタイズ作業の身体負担を軽減。設置工事不要で自在に移動可能なハンドリングロボット「マッスルリフター」

物流倉庫などにおけるパレタイズ作業での身体的負担を軽減する、自社開発のバランサー型の、人と協働するロボットです。
イノフィス独自の人工筋肉を使用したエアー駆動で、重量物の搬送をアシスト。
バランサーは大掛かりで現場に据え付けが必要なものが多い中、「マッスルリフター」は電動台車のため、設置工事不要で自在に移動が可能。製造・物流などレイアウト変更が多い工場や倉庫などで、段ボール箱や袋体のベルトコンベア、パレット間の積み替え作業をサポートできます。
価格:2,700,000円~(税抜) ※初期サポート費用込み
受注開始:2026年2月
株式会社イノフィスについて
イノフィスは「生きている限り自立した生活を実現する」をミッションとし、少子超高齢社会における課題先進国の日本から世界へ向けて、より多くの方が生涯にわたって活躍し続けられるよう、今後も人によりそった製品の開発、提供に努めてまいります。
資料引用:イノフィス
おわりに
今回のリリースから見えてくるのは、産学連携による「ギア」の開発が、単なる筋力補助の枠を超え、「労働寿命を延ばすためのトータルソリューション」へと進化しているという事実です。
かつてのアシストスーツは、特定の重作業を支える「特別な装置」でした。
しかし、イノフィスが打ち出した腕・腰の同時サポートや、足元を支えるインソール、さらには熱中症対策を組み込んだウェアの多角化は、現場の負担を「点」ではなく「全身の連鎖」として捉える、より人間工学に基づいた進化を示しています。
今後の大きな展望として、これら「身に纏うギア」と「自律型ロボット」の境界線はさらに曖昧になっていくでしょう。
装着者のバイタルデータを感知して環境を調整するスマート化が進み、2026年4月の高年齢労働者への安全配慮義務化を背景に、これらの装備はヘルメットや安全靴と同様の「標準装備」へと普及していくはずです。
大学の深い知見と企業の現場力が生んだこの「ギア」の進化は、年齢や性別の壁を取り払い、誰もが生涯現役で輝ける社会を支える不可欠なインフラとなります。
現場の「きつい」を「持続可能」な喜びに変える未来は、もうすぐそこまで来ています。
【お問い合わせ】
□株式会社イノフィス
リリースニュース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000159.000041785.html
所在地:〒192-0082 東京都八王子市東町7-6 エバーズ第12八王子ビル5階
設立:2013年12月27日
代表取締役社長:乙川 直隆
HP:https://innophys.jp
マッスルスーツ 公式ブランドサイト: https://musclesuit.co.jp/
TEL:0120-046-505