概要
株式会社シーポイントラボ「以下、シーポイントラボ」が開発した「DO MATCH」(ドゥマッチ)は建設発生土を「出したい」「欲しい」を自動でマッチングさせ、建設発生土の譲渡取引をスムーズに行うことができるサービスです。詳しい内容を見ていきます。
建設発生土の「出したい」と「欲しい」を自動でマッチング「DO MATCH」
シーポイントラボは須山建設株式会社(本社:静岡県浜松市、代表:須山 雄造)と連携し、建設発生土を「出したい」「欲しい」情報を自動でマッチングさせ、建設発生土の譲渡取引をスムーズに行うことができるアプリ「DO MATCH」(ドゥマッチ)を開発し、iOS版・Android版を2023年1月に同時公開しました。

ユーザーが建設発生土を出したい、もしくは建設発生土が欲しい情報を登録するだけで自動的に最適な取引相手とマッチングを行い、建設発生土の譲渡取引をスムーズに行うことができ、発生土の処分量抑制にもつながります。
また、ユーザーの登録は承認制としており、素性の知れない相手とマッチングすることが無いシステムとなっています。
【iOSアプリダウンロード】
https://apps.apple.com/jp/app/id1573540783
【Androidアプリダウンロードリンク】
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.cpointlab.soilapp&hl=ja
■ 開発の背景
日本では過去に建設発生土が山林などに不法投棄された事例が全国的に目立っています。
また、近年発生している大規模な土砂災害の原因の一つに、不法投棄を含む建設発生土の不正な盛土の存在が挙げられています。
しかしながら建設発生土の需要が全く無いわけでは無く、公共工事で生じた建設発生土に関する情報交換は国のシステムなども存在しておりますが、登録や検索に手間がかかるなどの課題があり、需要と供給のマッチングが上手くできていない状況でした。
そこで建設発生土の情報を登録しておくだけで自動的にマッチングを行う仕組みを用意することで需要と供給のバランスが取れるのではと考え、DO MATCHを開発いたしました。

■ 特長・機能
・建設発生土マッチングの自動化
建設発生土の土質、土量、運搬可能距離などから最も適切な取引相手と自動的にマッチングする為検索などで取引相手を探す手間がありません。マッチング後に取引の見送りも可能でその場合はまた後日別の取引相手と自動マッチングをします。
・マッチング相手とのメッセージ機能
自動的にマッチングした後はメッセージ機能を利用し詳細な取引方法などのやり取りが可能です。
電話では分かりにくい道順や目印などの写真を送付する事も可能です。
・現場担当者の引継ぎ機能
建設現場では現場監督などが変わることもあり、DO MATCHでは建設発生土情報の登録担当者の引継ぎも可能です。(同一企業間に限ります)
利用料金
2023年7月31日まで期間限定で、無料でお使い頂けます。
2023年8月1日以降は取引土量に応じて手数料が発生致します。
今後の目標
現在リリースキャンペーンとしましてDO MATCHアプリを無料で提供しています。
今後もアジャイルな自社開発を加速し、ユーザーフィードバックをもとに新たな機能やオプションを追加していく予定です。
おわりに
建設発生土の官民有効利用マッチングシステムは、国土交通省が平成26年9月に策定した 「建設リサイクル推進計画2014」において新たに取り組むべき重点施策の一つとして位置付けている建設発生土の有効利用・適正処理の促進強化を図るため、官民一体となった建設発生土の相互有効利用のマッチング調整に必要となる情報提供を実施するものとしてホームページ(https://matching.recycle.jacic.or.jp/)を開設しているが、アプリとしてのリリースはシーポイントラボ社が初の試みだろう。7月31日までの無料リリースなので、企業同士のペア率をあげていきたい姿勢が伺えます。
□株式会社シーポイントラボ
静岡県浜松市中区富塚町1933-1 佐鳴湖パークタウンサウス2F
代表取締役 青木悠樹
https://cpoint-lab.co.jp/
リリースニュース:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000112680.html
【iOSアプリダウンロード】
https://apps.apple.com/jp/app/id1573540783
【Androidアプリダウンロードリンク】
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.cpointlab.soilapp&hl=ja