第1戦Rally三河湾2024 Supported by AICELLO
JN4クラス 大東建託WinmaXクスコDLスイフト 兼松由奈&槻島ももペア 6位完走!!

sugitec

3月1日(金)〜3日(日)にかけて、愛知県・蒲郡市を拠点に2024年シーズンの全日本ラリー選手権(JRC)第1戦「Rally三河湾2024 Supported by AICELLO」が開催されました。

第1戦 Rally三河湾2024 Supported by AICELLO

20年間開催された新城ラリーが幕を閉じ、新たな大会として愛知県の三河湾周辺をステージとした「RALLY 三河湾2024」が今回初開催となりました。メイン会場はラグーナ蒲郡、スペシャルステージは蒲郡市、岡崎市、豊川市、幸田町に設定され、2日間で総距離253km、14本のステージを走行しました。全エントラントにとって初めてのラリー、初めてのコースとなるので、レッキでどれだけ精度の高いノートが作れるかが肝となります。

メイン会場には企業ブース、ライブステージなども開催され、多くの人が足を運び盛り上がりました。
また、今大会は無料で観戦できるステージがいくつもあり、沿道でも老若男女問わず沢山の方がラリーを楽しんでいました。

LEG1(1日目)

Himeharu(ヒメハル) 6.51km
タイトで汚れた林道ステージ

Gamagori Takeshima(がまごおり竹島) 0.89km
竹島ふ頭を使ったジムカーナステージ

Nishiura Seaside Road(西浦シーサイドロード) 3.99km
スパ西浦サーキットコースを2周するステージ

Kota Tobone Yama(幸田遠望峰山) 10.31km
三河湾スカイラインを使用したハイスピードなワインディングステージ


今回のラリーは2日間とも天気に恵まれ雨の心配はありませんでしたが、1日目はSS1 ヒメハルの車両火災によるステージキャンセルから始まりました。
その後SS2、SS3とショートステージから走り始めることとなりましたが、得意なサーキットステージでもトップから3秒以上遅く、もどかしいスタートとなりました。

その後SS4 幸田遠望峰山はハイスピードな2車線のコース。
このコースも道はすごく好きなのですが、レッキのときから路面の土や葉の位置が変わっていたり、道のギャップも多く、その場で判断しながら走るのが難しいステージでした。
サービスではブレーキエア抜き、ギャップで打った下回りチェックをしてもらい午後のループへ。

午後のSS5 西浦シーサイドロードでは、大きくミスをしてしまいタイムダウン。
ターゲットタイム(ステージ開始地点に到着しなければいけない時間)も短く、バタバタの中でのスタートして焦りがそのまま運転に出てしまいました。

その後SS8 では、SS1 がキャンセルになったことで今回のラリーでまだ走っていなかったラリーらしい林道のヒメハル。ダーティかつタイトなヘアピンや下り勾配などが難しく、良い走りができず、クラス6位のまま1日目が終了しました。

LEG2(2日目)

Okazaki Kuwagai Yama(岡崎桑谷山) 10.69km
細く汚い林道ステージ。後半は少しキレイになるが大きなギャップが多い

Toyokawa Miyaji San(豊川宮路山) 10.72km
細く汚い林道がひたすら続くステージ

KIZUNA(KIZUNA) 0.58km
グラベル路面のジムカーナステージ


2日目も快晴ですが、2日目のステージは10km を超えたかなり汚く細い林道が2本あり、緊張感が高まっていました。
SS9、SS10 とも経験したことのない汚れた林道で、道の上にいるのがやっと、という状況でどうしたらいいのか分からないまま午後へ。午後のSS12 でようやく、こういった路面の乗り方を少しつかみタイムアップ。

コドライバーも苦戦していたようで、コーナーの数が多くすぐに次のコーナーを読まなくてはいけないのに、路面が悪くペースを落としているところではノートが速すぎてしまったり、2人の息を合わせるのも難しいステージでした。
最終SS のグラベルジムカーナステージを終え、無事完走することができましたが、悔しい開幕戦となってしまいました。

コ・ドライバー レポート

シーズン初戦となった三河湾ラリー、初めての開催ということで楽しみもありつつ不安も抱えながら挑みました。金曜のレッキは台数も90台近くと多く、更に道も狭く悪く、前に車両が並んでしまい自分のペースでレッキが出来ない林道が多かったです。

土曜からのラリー本番は、時間がタイトで次のSS に間に合わないかもというシーンが多々ありました。道も前走車が走って綺麗になっている道もあれば、逆に汚く走りにくくなってしまった道、途中リタイヤ車両も何台もあり、ドライバーはその時の路面を見ながら走行をしないといけなかったので大変だったと思います。

コドライビングでも、似た道が多いものの路面によって読むペースが変わりその時の判断が大変な道が多かったです。日曜の午後は少しペースを取り戻し、由奈選手らしい走りができていた気がします。時間がタイトでSS 前にドライバーの由奈選手も焦らせてしまい、思うような走りをさせてあげられず自分の力不足を体感したラリーでした。次戦の唐津では、本来の由奈選手らしい走りをさせてあげられるようなサポートをしていきたいです。またドライバーの由奈選手と共に頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。

次戦に向けて

今回の反省点は沢山あり、μが低い路面や汚れた路面の経験値が無かったことが大きく、また外乱以外にも、タイトなアイテナリーで焦ったりステージ前の準備不足などクルーも落ち着いて走れなかったことなどがあります。次戦の唐津戦は、昨年と違ったステージが使用されますが、唐津のステージは比較的クリーンな道が使用されるため実力を発揮できるよう準備を進めます。今回の反省点である汚れた路面は、データや車載を見ながら次戦ではペースアップできるようにしていきます。経験の少ない部分がかなり出てしまったラリーでしたが、次戦では得意な路面ではタイムを出し、苦手はペースを落とさず走り切れるように、コドライバーとともに息を合わせて頑張ります!
応援よろしくお願いいたします。

2024年JAF全日本ラリー選手権 第2戦
「ツール・ド・九州2024in 唐津」
https://gravel-msc.info/
日 程:2024年4月12日(金) ~4月14日(日) の3日間
場 所:佐賀県唐津市 周辺
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