いいねシリーズ「その樹脂、いいね」
メインマーク社 テラテック工法

sugitec

テラテック工法とは

コンクリート土間床下に硬質ウレタン「テラテック樹脂」を注入し、その膨張力で沈んだ床を水平に戻し、床下の空洞を埋める特許工法です。

テラテック工法の手順

手順1
事前の調査で床の沈下量や床下の空洞状況を確認。
直径6mmの小さな注入孔をあけ、テラテック樹脂を注入します。

※床の構造や沈下の状況により16mm孔での工事となる場合もあります。

手順2
広がりながら膨張するテラテック樹脂が床下の空洞を埋めます。

手順3
膨張力で床を押し上げて、ミリ単位の精度で計測を行いながら沈下し傾いた床を水平にします。

コンクリート床を壊さず、標準1.65m間隔で6mmの注入孔をあけ、床下に特殊なウレタン樹脂を注入して床を水平にする工法です。そのため床を解体・撤去する必要がなく、お客様の業務を止めずに施工できます。

(左)タイルの目地に開けた6mmの注入孔
(右)施工後埋め戻した孔はほとんど目立たない

テラテック工法のメリット

①業務を止めない短時間施工
床の傾き、沈下の修繕は床を壊して作りかえる「コンクリート打ち替え工法」と上面から補修する「増し打ち(上塗り)工法」が一般的でしたが、設備・荷物の移動やコンクリートの養生期間など大規模な修繕計画と時間が必要とされ、修繕したくても工事に踏み切れないというお悩みがありました。
テラテック工法は床を壊さず、業務を止めずに短期間で工事を完了します。150~200㎡であれば最短8時間で施工可能です。

②機会損失ゼロ
お客様の業務・稼働・営業を止めずに工事ができるため、お客様のキャッシュフローを止めません。
工事期間中の営業損失を最小限にできることが最大のメリットです。
設備・荷物の移動費や保管費がかからず、付帯費用も少なくてすむため工事全体のコストを抑えることができます。

③工事に伴うお客様の負担が最小限
設備の移動などの施工前の準備や施工時の環境整備、施工後の産廃処理など工事に伴うお客様の業務負担が大きい印象の床の修正工事。テラテック工法なら、設備・荷物の移動が不要なため、移動費や保管費に加え、手配などの業務が発生しません。
また、大型プラントの設置が不要で3t車1台のコンパクトな工事なので、場所も最小限。工事の準備や工事後の処理が不要で、お客様の負担を最小限にして施工が可能です。

プラント車(標準サイズ)
幅2090mm長さ5260mm高さ3040mm

工事はプラント車(3t車)1台による施工のためコンパクト。
プラント車から伸ばしたホースから直接樹脂を注入するため、現場も汚しません。

コンクリート打ち替え工法では床を解体する際に粉じんやガラが大量に発生し、騒音も大きくなります。テラテック工法は床に注入孔を削孔する際に発生する粉じんを集塵機で回収し、飛散の防止をしているため、衛生面が気になる場所でも採用いただけます。また床を壊さない工事のため、ドリルによる削孔音だけで騒音が小さく、産業廃棄物も最小限ですみます。

④材料が軽いから再沈下リスクが低い
テラテック工法で使用する樹脂はコンクリート打ち替えや上塗りで使用する砕石やモルタルよりもはるかに軽く、材料重量による再沈下のリスクを大幅に低減できます。

⑤再沈下後の再施工が即時可能
地盤沈下が収束せず、土間床が再沈下した場合でも再び樹脂を注入して容易に再修正を行うことができます。コンクリート打ち替え工法の場合、再度コンクリートを解体して打設し直すため、長期の施工期間が必要となり、その間、業務や稼働を止めなくてはなりません。

注入孔から再度施工が可能

テラテック工法の信頼の証

特許工法

テラテック樹脂注入による「沈下床の修正工法」「空洞の補修方法」は特許工法です。

安心の保証制度

業界で初めて土間床の沈下修正工事の保証制度を構築しました。大手保険会社の保険に基づき最大限度額5000万円、10年間保証します。

幅広い物件に対応

全国に8拠点

24時間365日対応

施工実績4200件


参考・関連情報・お問い合わせなど

□メインマーク株式会社
https://mainmark.co.jp/

テラテック工法
https://teretek.jp/

お問い合わせ
https://mainmark.co.jp/form/contact

土木技術
技術開発でお困りですか?

スギテックでは、DXを推進していく中で、皆様が日々抱えている課題を解決するお手伝いをさせていただきます。

「技術開発を考えているが実現できる技術なのか?」「こんなことをやりたいと思っているが、費用は大体いくらかかるのか?」等、気軽に相談や見積もりができる所をお探しの方は、是非お気軽にお問い合わせください。

SUGITEC|建設業界の最新技術紹介
タイトルとURLをコピーしました