
鼓動は唐津から多久へ ターマックに刻まれる新たな轍
かつて唐津の街を揺らした熱狂が、今年は佐賀のへそ、多久市へとその舞台を移す。
春の柔らかな日差しが残る4月3日、金曜日の夕刻。JR佐賀駅南口に設けられた特設会場は、
これから始まる激戦を予感させる独特の熱気に包まれていた。
「ウェルカムラリーショー」と銘打たれたその場所で、ドライバーたちがペンを走らせるたび、ファンとの間に静かな火花が散る。
しかし、真の戦いは翌朝から始まる、102kmの孤独な対話。
4日(土)午前10時。
JR多久駅前「あいぱれっと」でのセレモニアルスタートを合図に、マシンたちは12のスペシャルステージ(SS)、総延長102.14kmの旅へと解き放たれる。
今大会のハイライトは何と言っても、その名を冠したロングステージ『AMANOGAWA(天の川)』だろう。
初日のSS3/6: 13.15kmの長い試練。最終日のSS8/11: 逆走となる『AMANOGAWA Reverse』。
この「天の川」をいかに速く、いかに鮮やかに駆け抜けるかが、勝負の行方を左右する。
わずかなリズムの狂いが、コンマ数秒の差となって残酷に刻まれていく。
静寂の公園と、至福のフィニッシュ
一方で、最終日に待ち構える『SSS Taku City Central Park』は、わずか0.88kmの超短距離走。
公園内の景色を縫うように走るこの新設コースは、一瞬の油断も許されない。
短いからこそ、一つのミスが致命傷となる。選手たちの緊張感は最高潮に達するだろう。
もちろん、この週末はストイックな戦いだけではない。
サービスパークとなる「天山 多久温泉 TAQUA」や「多久市中央公園」では、ダンスステージやVR体験、地元の美食が並ぶブースが彩りを添える。エンジンの咆哮を遠くに聞きながら、家族で過ごす穏やかな時間。それもまた…「ラリー」という文化なのだ。
4月5日、13時30分。
激闘を終えたマシンたちが、安らぎの地「TAQUA」へと帰還するその時…
ターマック4連戦の第2幕を制し、最高の一杯(あるいは温泉)に辿り着くのは誰か…
佐賀の道を舞台に繰り広げられる、最高時速の群像劇。
その幕が、今上がろうとしている。
…ということで、弊社スギテックがスポンサー協力している「チーム兼松」の監督・選手の兼松選手より、エントリーの完了メールが送られて来ましたので、原文のまま公開します。
いつも温かいご支援をありがとうございます。
兼松由奈です。
4月3日~4月5日に開催されます
2026年JAF全日本ラリー選手権 第2戦SAGA RALLY NATIONAL CHAMPIONSHIP 2026 に
下記体制にて出場いたします。
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ゼッケンナンバー 「26」 大東建託 ロッソモデロ GRyarisDAT
■クラス:JN3(MORIZO Challenge Cup)
■車両:トヨタ GRヤリス DAT
■ドライバー:兼松由奈
■コドライバー:山下秀
■サービス:TEAM KANEMATSU
■メンテナンス協力:岐阜トヨペット株式会社
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今シーズンの2戦目となります。
開幕戦の悔しさを糧に、今大会ではしっかりと結果を残せるよう全力で挑みます。
新しいステージも多く、楽しみな一戦です。
皆さまからのご支援に良い形でお応えできるよう、チーム一丸となって頑張ります。
▼大会情報・観戦案内
大会HP:https://gravelmotorsportsclub.com/
MCCHP:https://toyotagazooracing.com/jp/morizo_challenge_cup/report/2026/02/
YouTube配信:
DAY1 https://www.youtube.com/live/rt2jWXgh-BE?si=CoxfhLXhXDokbXsI
DAY2 https://www.youtube.com/live/fSLMOmTXMho?si=F8wJdlZkED6cIRRN
現地観戦をご検討の際は、ぜひご連絡いただけますと幸いです。
観戦方法など詳細をご案内いたします。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
