アント 塗装業界向け余剰塗料マッチングサービス「もってけ」先行登録を9月1日より開始。

sugitec

株式会社アント(以下、アント)が、塗装会社・施工会社で余った塗料を必要としている近隣事業者へつなぐ余剰塗料マッチングサービス「もってけ」の先行登録受付を、2026年9月1日より開始というリリースニュースをおとどけします。

塗装業界向け余剰塗料マッチングサービス「もってけ」先行登録

使い切れずに余った塗料と、必要な塗料を探している塗装会社・施工会社を地域内でマッチング。
まずは関東一円を対象にニーズ検証を開始。

「もってけ」は、現場で使い切れずに余った塗料を持つ会社と、必要な塗料を探している会社をつなぐ、塗装業界向けのマッチングサービスです。

登録・出品・受け取りにかかる費用はすべて無料。
まずは関東一円の塗装会社・施工会社を対象に先行登録を募り、実際のニーズや利用意向を検証したうえで正式リリースを検討します。

https://motteke-paint.jp

塗装現場で発生する「余った塗料」

塗装工事の現場では、使用する色や塗料の種類、施工面積などが案件ごとに異なるため、工事完了後に使い切れなかった塗料が残ることがあります。

まだ使用できる塗料であっても、自社で次に使う機会がなければ保管を続けることになり、在庫が増えれば倉庫や作業場のスペースを圧迫します。

また、不要になった塗料を処分する場合には、そのための費用や手間が発生することもあります。
一方で、別の塗装会社では同じ種類の塗料が必要となり、新たに材料を調達しているケースがあります。ある会社では余っている塗料が、別の会社では必要な資材になる。こうした塗装業界内のミスマッチを地域単位でつなぐ仕組みとして、「もってけ」の開発を進めています。

塗料に関する課題感

「もってけ」とは

「もってけ」は、塗装会社・施工会社が余剰塗料を出品し、近隣で塗料を必要としている会社が検索・問い合わせできるマッチングサービスです。

余った塗料がある会社
余った塗料の種類、残量、受け渡し可能なエリアなどを登録し、無料で出品します。

塗料を探している会社
エリアや塗料の種類などから出品されている塗料を探し、希望する塗料が見つかった場合は出品会社へ問い合わせます。

双方の条件が合えば、受け取りの日程などを調整し、塗料を引き取ります。

「捨てる」以外の選択肢をつくり、まだ使える塗料が別の現場で活用される循環を目指します。

登録・出品・受け取り、すべて無料
「もってけ」は、サービスを利用する塗装会社・施工会社の負担をできるだけ増やさないことを重視しています。

先行登録をはじめ、サービス開始後も現時点では、

登録
塗料の出品
塗料の検索
問い合わせ
塗料の受け取り
をすべて無料とするサービス設計を予定しています。

先行登録を行ったことで費用が発生したり、サービスの利用を義務付けられたりすることはありません。

まずは関東一円で先行登録企業を募集

2026年9月1日より、まずは関東一円の塗装会社・施工会社を対象として先行登録を受け付けます。

余った塗料を出品したい事業者だけでなく、「必要な塗料を安く、または無料で調達できる機会があれば利用してみたい」という事業者からの登録も募集します。

先行登録時には、
会社名
担当者名
メールアドレス
所在する都道府県
利用目的
サービスへの意見・要望
などを登録いただきます。

先行登録企業には、正式リリースやテスト利用に関する情報を優先的に案内する予定です。

現場の声をもとにサービス内容を検証

「もってけ」は、完成したサービスを一方的に提供するのではなく、塗装業界の事業者から寄せられる意見をもとに、実際に利用される仕組みをつくることを重視しています。

先行登録を通じて、

どの程度余剰塗料が発生しているのか
どのような塗料への需要があるのか
どの程度の距離であれば受け取りに行けるのか
出品時に必要な情報は何か
安心して企業間で受け渡しを行うために必要な機能は何か
などを検証します。

先行登録企業から得られた意見や利用ニーズをもとにサービス設計を改善し、正式リリースの可否を判断します。

塗装業界の「もったいない」を減らしたい

株式会社アントは、塗装工事をはじめとした建設関連事業に携わる中で、施工後にも使用可能な塗料が余るという現場の課題に着目しました。

特に、ナフサ関連が話題になった際、必要な塗料を探すだけで各所に連絡をし、1日の大半を費やすほど非効率な実情を目の当たりにしました。

自社では不要になった塗料でも、別の会社にとっては、まさにそのとき必要としている材料かもしれません。

余った塗料を地域の事業者同士でつなぐことで、処分や保管にかかる負担と、新たに塗料を調達する負担の双方を減らしていく。

「もってけ」は、塗料を単に廃棄するのではなく、次の現場へつなぐ選択肢を塗装業界に増やすことを目指します。

サービス概要

サービス名:塗料マッチングサービス「もってけ」
サービス内容:
塗装会社・施工会社で余った塗料と、塗料を必要としている事業者をつなぐマッチングサービス
先行登録開始日:2026年9月1日
先行登録対象エリア:関東一円
対象:塗装会社、施工会社等の事業者
利用料金:登録・出品・受け取りすべて無料予定
先行登録URL:https://motteke-paint.jp/

今後について

先行登録企業から寄せられるニーズや意見、実際の利用可能性などを検証し、サービス内容を改善したうえで正式リリースを検討します。

今後は、出品・検索・問い合わせなどの基本機能に加え、実際の利用状況や事業者からの要望を踏まえながら、より安全かつ簡単に余剰塗料を受け渡せる仕組みを検討していきます。

※本サービスはリリースを検討段階のものであり、検証結果に応じてサービスリリースを見送る可能性もございます。あらかじめご了承ください。

資料引用:アント

おわりに

塗装業界向けの余剰塗料マッチングサービス「もってけ」の先行登録開始に関するニュースを読み解くと、現代の建築・建設業界が直面する課題と、その解決に向けた確かな希望が見えてきます。

今回の取り組みは、単なる「もったいない」を解消するSDGs的な廃棄物削減にとどまりません。
現在の中東情勢の緊迫化に伴う原油・ナフサ価格の高騰や、それに起因する供給網の混乱を鑑みると
地域内で在庫を融通し合うプラットフォームは、グローバルな資源ショックから現場を守る「強固な防衛策」として機能します。
各社が個別にコストとリスクを抱え込むのではなく、地域全体をひとつの大きなシェアリング倉庫に見立てることで、業者間の「共助」による強靭なネットワークが築かれます。

さらに重要なのは、この構造的な課題が塗料だけにとどまらないという点です。
例えば「外壁タイル」やクロスなどの建築資材も、施工時のロスや将来の補修を見越して多めに発注されるため、結果的に各社で大量の余剰在庫を生み出しています。
ロットによる色合いの違いなどで自社展開が難しい資材であっても、補修用としてピンポイントに探している同業者とつなぐことができれば、高額な廃棄コストを削減し、新たな価値を生み出すことができます。

「捨てる」という選択肢しかなかった資材が、地域の同業者の窮地を救う共有財産に変わる。
このような特定の業界・地域に根ざしたニッチなマッチングインフラは、地政学リスクや資源の希少性が高まるこれからの時代において、不可欠なシステムになっていくでしょう。
「もってけ」の挑戦が、タイルや他の建材などあらゆる領域へと波及し、建設業界全体を支える循環型エコシステムへと発展していく未来に、大きな期待を寄せたいと思います。


【リリースニュース配信元】
□株式会社アント(ANT Co.,LTD)

リリースニュース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000188596.html
ホームページ:https://www.ant-paint.com/

本社所在地:〒340-0835 埼玉県八潮市浮塚896-7
木曽根工場:〒340-0834 埼玉県八潮市木曽根1290

本件に関するお問い合わせ
E-mail:contact@motteke-paint.jp

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