リアルタイムで被写体の情報をAR表示するGoogleLens

sugitec

こんにちは。ここ数日で随分と春らしい陽気になってきましたね。桜の方は来週あたりには開花してくるということで、いよいよ桜の季節という所です。と同時に花粉も舞ってきているようなので花粉症の方には辛い時期だとは思いますが…

桜が咲いてくると、SNSなどにアップするためにスマホで写真を撮る方も多いと思いますが、そんな日常的に良く使うスマホのカメラもAIで進化してきています。

カメラで映し出した映像をAR表示で情報可視化

Googleが開発したAIを利用したビジュアル検索機能で、なんとカメラで映した映像の中にある被写体の情報を、リアルタイムで瞬時に認識してAR表示などで教えてくれるようになります。その名も「Google Lens」。GooglePhotoの機能の1つとなります。


出典:GooglePhoto

これはどういうことかというと、例えばその辺に咲いている花をカメラに映すだけで、映像をAIがリアルタイムに認識。

その花の名前などの説明がARにて画面に映し出します。お店の看板などからは、そのお店の詳細や人気等の情報を知ることも出来ます。カメラ越しに映し出した対象物の詳細な情報を知ることができるようになる訳です。


出典:GooglePhoto

対象物を認識し情報を可視化する以外にも、例えばWiFiの設定が書かれたカードを読み取って自動的にWiFi接続が出来るようになったり、読み取った情報を翻訳したりということも可能になるようです。

現在はAndroidのみの提供

現状ではまだプレビュー版ということで、Android端末のみの対応となっています。機能の追加や改良は継続的におこなわれていくそうです。ちなみに紹介しておいてあれなのですが、リアルタイム認識は今現在では実装されておらず、一旦Googleフォトで開いた画像を認識する形になっています。

それでもGoogleのことなので、機能追加という形である日突然使えるようになっている、という感じになるでしょうね。GoogleMapやGmailなどでも知らない間に機能が追加されていることは良くありますし。

まとめ

AIの精度を高めようとすると、ディープラーニングの学習用として膨大なデータを持っている所ほど有利になっています。そういう点ではやはりGoogleは圧倒的で、こういったサービスを先行してリリースしてくるのは当然と言えます。

それにしても凄いことになってきましたね。まだまだ改善が必要な点も多いと思いますが、どんな物でも映すだけで対象の情報が見れるのは便利です。いちいちスマホで検索しなくても良い訳ですから。

それに、こういったサービスが形になりリリースされた時点で、後はそれが進化していくだけです。近い将来、人はスマホすら持たなくなるという予想がありますが、こういうのを見ているとそれを実感します。

スマホではなくメガネ型のデバイスになると、メガネを通してこういった情報も見れるようになると思いますし、入力も音声入力がスタンダードになるのではないでしょうか。

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