無料で業務利用可能なAIチャットボットサービス

sugitec

こんにちは。最近ではお問い合わせの対応にAIチャットボットを活用する企業が増えてきています。省人化にもなりますので当然の流れです。

わざわざお問い合わせフォームから問い合わせを送ったり、電話をかけたりということは面倒ですし、それをするまでもない簡単な質問などはこういった自動対話型のチャットボットが非常に便利です。

課金無しの無料で利用可能な「minarai CS Chat」

この度、株式会社Nextremerの提供する「minarai Customer Success Chat」というチャットボットサービスが一般公開を開始したということで、初期費用等一切不要で業務に導入できるというのが嬉しいサービスですね。


出典:minarai CS Chat

このサービスの対話機能には自動回答に必要な機能が全て含まれていて、用途に応じて対話シナリオを登録するだけでシナリオ数やアクセス数に応じて料金が発生することなく利用可能です。

対話シナリオというのは、お客さんからきた質問に対してどう返答するかという流れのことです。

他のチャットボットサービスでは、無料で利用できるのは20シナリオまで等、作成できるシナリオの数で料金がかかる仕様になっていますが、この「minarai CS Chat」は制限なしです。

対話シナリオはGoogleのスプレッドシートで簡単作成

このサービスの使いやすい点としては、対話のパターンをGoogleのスプレッドシートで作成できる点です。


出典:minarai CS Chat

画像のようにユーザーからの予想質問に対して、ボットがどう返すのか?を入力して組み立てていくだけなので、誰にでも簡単に作成できます。

以前にご紹介したチャットボットサービスの「Hachidori」では、Web上の管理画面から設定をする必要があったことを考えると随分と楽ですね。

あらゆる可能性を考えて入力しておけば、かなり柔軟性を持った対応できるチャットボットが完成するはず。


出典:minarai CS Chat

言葉を構成する文字の揺れ幅に関しては、例えば営業時間を聞きたい時に「営業時間は何時までですか?」と聞くのと「御社の営業時間は?」と聞くのとでは意味的には大体同じですが、登録時に「営業時間は何時までですか?」と聞かれた際の返答のみ登録していた場合、後者の質問には答えられないということになりますが、その辺りは「しきい値設定」というものがあるようである程度柔軟にコントロールができるようです。

まとめ

ちなみに当然有料のプランもあり、有料の場合はある程度のところまではチャットボットが対応し、人が対応した方が良い部分まで質問が進んできたら人の対応に切り替えるということができます。大手などではこの形を採用している所は多いですね。

無料の範囲でも十分過ぎるくらい使えると思います。導入も簡単なので興味がある方は使ってみてはいかがでしょうか?

最初のシナリオ作りに時間はかかると思いますが、一旦形を作ってしまえば楽だと思います。数に制限がないのは本当に有り難いことです。

おそらくこういった対話データはクラウドに蓄積されていって、より便利なAIの頭脳に進化していくことでしょう。ディープラーニングはデータ量が命です。

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