おこしやす京都AC ✕ Indi Works 地域企業への職場体験プログラム始動!

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中小企業に特化した採用・求人サービス「採用できるくん®」を提供する、株式会社Indi Works(本社:京都府京都市、代表取締役:濱田 悠佑 以下、Indi Works)は、京都から2つ目のJリーグ入りを目指すサッカークラブ「おこしやす京都AC」と連携し、中小企業の新たな認知・採用戦略として「職場体験プログラム」を開始というリリースニュースをお届けします。

「職場体験」が創る、地域企業の未来

本プログラムでは、プロサッカー選手が地域企業で職場体験を行い、企業の認知度向上と採用活動の活性化を支援いたします。

職場体験プログラム提供の背景

中小企業の人材確保は、近年ますます困難になっています。優秀な人材を引き付け、企業の魅力を効果的に発信するための新しいアプローチが求められています。

Indi Worksでは、この課題に対して、スポーツ選手の持つ影響力と地域企業の魅力を融合させる、前例のない解決策を模索しました。

プロの現場×プロの技 – 選手が出会った仕事の真髄

本プログラムは、おこしやす京都ACの選手が地域の中小企業で実際の仕事を体験し、その様子を採用コンテンツとして活用する、新しいマーケティング手法です。

今回、インテリア・ホソイ、山下建設、美馬資材工業の3社の協力を得て、プログラムの第一弾を実施しました。

導入企業と職場体験の内容

1.インテリア・ホソイ様 × 野田選手

体験内容:
・プロジェクターを使用した業務説明
・壁紙の貼り付け作業の実技体験
・職人技術の詳細な作業プロセス見学

学びのポイント:
・1ミリのズレも許されない精密な技術
・インテリア業界の奥深い技術と魅力
・プロフェッショナルの仕事の真髄

野田選手は、この体験を通じて「DIYとは全く異なる、プロの繊細な技術に衝撃を受けました。
一見簡単そうに見える作業の奥深さを実感し、インテリア業界の魅力を改めて感じることができました」と語っています。

2.山下建設様 × 森山選手

体験内容:
・建設現場の内部見学
・建物の骨組みと内壁の詳細観察
・職人の作業プロセスの理解

学びのポイント:
・建設業界における真摯な仕事の精神
・一つひとつの作業が持つ重要性
・職人の誇りと技術への敬意

森山選手は、「建設現場の緻密な仕事と、職人たちの誇りに深く感銘を受けました。選手としてのプロ意識と、彼らの仕事に対する姿勢には共通点を感じ、大きな学びとなりました」と振り返りました。

3.美馬資材工業様 × 伊東選手

体験内容:
・ダンプカーの運転体験
・油圧ショベル(ユンボ)の操作
・土砂運搬と重機操作の実地体験

学びのポイント:
・重機操作における繊細な技術
・力強さと精緻さの両立
・プロフェッショナルな現場の雰囲気

伊東選手は、「重機の操作は想像以上に繊細で、力だけでなく技術が求められることを実感しました。子どもの頃に憧れていた『働くクルマ』の裏側を知り、プロフェッショナルの仕事の素晴らしさを体感できました」と語っています。

「おこしやす京都AC」×「職場体験」の狙い

株式会社Indi Worksが展開する本プログラムは、地域中小企業の持続的な成長と人材確保に向けた、戦略的アプローチを目指しています。

1.地域企業の新たな認知戦略
スポーツ選手という新たな視点を通じて、中小企業の魅力を多角的に発信。
従来のアプローチでは難しかった若い世代への企業ブランディングを実現し、企業の認知度とイメージを抜本的に向上させます。

2.新たな採用アプローチ
体験型コンテンツによる人材マーケティングにより、単なる求人広告を超えた、企業の「リアル」を伝える採用戦略を確立。潜在的な求職者に、企業の文化や仕事の本質的な魅力を効果的に伝えます。

3.地域産業の価値再発見
中小企業の持つ卓越した技術と誇りを可視化し、地域産業の新たな価値を社会に発信。
スポーツと産業をつなぐ新しいコミュニケーションモデルを創出することで、地域社会の活性化に貢献します。

今後の展開

Indi Worksは本プログラムを継続的に発展させ、より多くの地域企業と連携し採用・認知戦略を展開していく予定です。今後は、業種や地域を拡大し、中小企業の人材確保と地域活性化に貢献してまいります。

おこしやす京都ACとは

「おこしやす京都AC」は、京都から2つ目のJリーグ入りを目指すサッカークラブです。

「咲かせようスマイル つなげようスポーツで」の理念の下、スポーツを通じて直接の交流・繋がりを作り、次世代を担う人材が育つ場や、新しい価値を創出する、地域社会に貢献する存在を目指しています。

選手がクラブスタッフとして企画・営業やスクール等で活躍する社員プレーヤー制度をはじめ、地域貢献活動や様々な社会的チャレンジに積極的に取り組み、スポーツを通じた新しいコミュニティづくりに挑戦しています。

採用できるくん®について

「採用できるくん®」は中小企業の採用課題を解決するために開発された、Indi Worksのオリジナル採用支援サービスです。従来の求人広告やマッチングサービスとは一線を画す、中小企業特化型の革新的な採用ソリューションを提供しています。

本サービスの特長は、単なる求人情報の提供にとどまらず、企業の魅力を最大限に引き出し、潜在的な求職者に効果的に伝える点にあります。企業の独自性や職場の雰囲気、社員の声などを可視化し、マッチング率の向上を実現します。

今回新たに提供開始した「おこしやす京都AC」×「職場体験」プログラムもまた、「採用できるくん®」が持つイノベーティブな発想から生まれた、新しい形の採用アプローチとなります。

本サービスにご興味のある企業様、詳細をお知りになりたい方は、お気軽にお問い合わせください。

資料引用:Indi Works

おわりに

▲ おこしやす京都ACに縁の方が。サッカーフルークの方はわかりますかね?

この度ご紹介した、おこしやす京都ACとIndi Worksによる職場体験プログラムのニュースは、選手が体験を通じて「緻密な仕事」「職人の誇り」「繊細な技術」に感銘を受けたという事実は、建設業が単なる肉体労働ではなく、高度な技術とプロフェッショナリズムが求められる分野であることを明確に示しています。

こうした体験をセカンドキャリアに繋げるには、以下の3つの戦略的な施策を講じ、建設分野を「選ばれるキャリア」へと変革する必要があります。

  1. 「プロの思考」を評価するキャリアパスの確立
    プロスポーツ選手が持つ、目標達成への強いコミットメント、チームを統率するリーダーシップ、厳しい状況下での問題解決能力、そして規律性といったソフトスキルは、建設現場の施工管理やマネジメントにおいて、替えの効かない価値となります。
    今こそ、これらの資質を正当に評価する「スポーツキャリア採用枠」を創設し、未経験者でもマネジメント層や技術指導者を目指せるような明確な育成プログラムを提示すべきです。
    彼らの「勝利への執念」こそ、工期厳守や安全管理を徹底するための原動力になるのです。
  2. 「未来志向」の建設業を伝えるブランディング
    従来の「3K」イメージを払拭するため、建設業の「知的・専門的」な側面に光を当てた情報発信が欠かせません。
    この体験プログラムをモデルケースとして全国に広げ、ドローンやICT施工、BIM/CIMといった最先端技術を駆使した現場の「カッコよさ」を、体験型コンテンツとして積極的にアピールすべきです。
    そして、引退選手を「建設アンバサダー」として起用し、彼らの言葉を通じて、地域社会や未来の街づくりに貢献する「やりがい」を広く伝えていくことが、業界のイメージを根本から刷新します。
  3. 不安を解消する柔軟な受け入れ体制の整備
    セカンドキャリアを成功させるためには、引退後の環境変化に対する不安を取り除く支援が不可欠です。
    スポーツ団体の協力を得て、選手のコンディションやスケジュールに配慮した短期集中型の資格取得支援や研修プログラムを開発しましょう。
    また、既に建設業に転身した元選手によるメンター制度を導入し、業界特有の慣習や文化に関する率直な情報交換の場を提供することで、新しい一歩を踏み出す選手たちの精神的なサポートを強化すべきです。

スポーツ選手と建設業界、一見異なる世界に見えますが、本質は「プロフェッショナルな技術と精神を追求し、一つの目標に向かってチームでやり遂げる」という点で共通しています。
この融合こそが、建設業界の人材不足解消と、引退選手の活躍の場の拡大という、双方にとって明るい未来を切り拓く鍵となるでしょう。


【参考・関連情報・お問い合わせなど

□株式会社Indi Works
リリースニュース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000095743.html
URL:https://indi-works.com/

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