テラドローン、精度10cm以内の山地現況測量を実施

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スギまる
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こんにちは。西日本では今夜あたりから大雨になる予報。帰宅時には十分に気をつけていきましょう。さて本日7月10日は国土建設記念日です。昭和23年のこの日に建設院が省に昇格。建設省の開庁となりました。この建設省が現在の国土交通省の前身のひとつですよね。

スギヤマ
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そう、先日も同じような話はしてたな。ちなみにこの記念日自体は翌年24年に制定された。10日から16日の間は国土建設の大切さと理解・関心を高める「国土建設週間」が設けられる。

スギまる
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国土建設週間って何か聞いたことあります。7日間も何をするんでしょう?交通安全週間的な?

スギヤマ
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まあ主には国土建設において功労のあった人・団体への表彰などだ。期間中の1日は河川の美化運動も行われるぞ。

スギまる
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これ調べてみると情報があまりないですし国交省のHPにも特に記載ないですね。今日からなのに…。意外とひっそりとやっている感じなんですね。

テラドローン「Terra Lidar」を使った精度10cm以内の測量

さて、本日はテラドローンの山地現況測量の話題。6月下旬に従来のドローン搭載型レーザ価格の約1/3で提供を実現した「Terra Lidar(テラライダー)」を用いて、秋田県の山科建設株式会社の現場にて、山地の現況計測を実施したそうです。


出典:テラドローン

Terra Lidarとは?

以前にもご紹介しましたが、従来のLidarシステムの市場価格(2~3千万円)から、独自技術を活用することで1/3までに抑えた、テラドローンと早稲田大学と共同開発した「UAV Lidar」システムです。

Terra Lidarによる急斜面計測の様子

今回の計測地では法面モルタル吹付工事を目的としており、従来の手法では人の手での計測が困難な植生伐採前の計測を「Terra Lidar」を用いることで実現しています。

従来では数日間を要していた業務が、半日以内で木々を含む急斜面の土地をドローンに搭載した「Terra Lidar」により計測することが可能となり、取得された点群データから等高線図・縦横断面、その他現況図面の作成が行えます。


出典:テラドローン

Terra Lidarによる点群データの例

テラドローンでは以下手法に沿って取得した点群データの精度検証を実施。現地に設置した調整用基準点に対しVRS座標計測(※)を行い「Terra Lidar」にて計測された点群データの座標情報を重ねた精度検証の結果、平均較差で10cm以内の点群データが取得されていることが確認されたそうです(下図)。


出典:テラドローン

VRS計測とは
VRS(仮想基準点方式)と呼ばれ、複数の電子基準点の観測データから測量現場の近傍に基準点があるかのような状態を作り出す技術。電子基準点は国土地理院より提供。

まとめ

ドローンレーザ測量は、樹木を伐採せずに計測が実現できるのが大きな利点。従来は現場によっては航空写真による測量が活用されていましたが、航空写真の場合、現場が山林だと木々で地表が隠れるという問題があります。

当然、空撮だけでは地表面の状況が把握しきれず、樹高から高さを算出したり木々を伐採したりということになります。そうなると必然的に時間とコストの負担が大きくなってしまいます。

ドローンレーザ測量を活用すればその辺りは大きく改善されますが、やはり価格面で躊躇してしまう所は多いのではないでしょうか? テラドローンの「Terra Lidar」は高額なUAV Lidarシステムが並ぶ中、性能はもちろん価格面でも大きな魅力がありますね。

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