全国のインフラ現場の見学情報を探せる国交省の情報サイト

sugitec

こんにちは。本日1月17日はあの阪神淡路大震災が起こった日。あれからもう25年です。あの地震を体験した人なら分かる自然の圧倒的な力を前にした無力感。しかし何か対策を取っていれば大なり小なり防げた事もあったかもしれません。

被災することなく普通の日常に慣れていると、ついつい忘れてしまいがちになる災害に対する心構えや備え。日々の生活の中で中々振り返ることもない方も多いと思いますが、今日この日は何か災害が起こった時にやる事できる事を考えるのは大事だと思います。

有事の際に咄嗟の判断で動ける人は少ないです。それが起こった時に自分がとるべき行動をとれるよう頭の片隅にでも意識をしておきたいですね。

さて、本日は国交省が運営しているインフラを対象としたツアー情報をまとめたWEBサイトをご紹介。全国各地の管理中のインフラや現在工事中のインフラも対象となっています。

一般の方も同業者も普段近づかないインフラに触れる絶好の機会

この情報サイトですが、北は北海道から南は沖縄まで全国各地で工事・管理されているインフラ設備などの「見学会」や、民間が主催するインフラツアーの情報を簡単に探せるサイトになっています。


出典:国土交通省総合政策局 インフラツーリズム

このように民間主催ツアーと現場見学のメニューから、それぞれ全国で実施されているツアー情報のページへアクセスできます。ではせっかくなので、試しに現在京都府にはどんなインフラ現場見学があるのか見てみましょう。


出典:国土交通省総合政策局 インフラツーリズム

現在、京都府から出されているのは宇治市が2件、京都府が1件の合計3件。宇治市は両方ともに現場は「天ヶ瀬ダム」となっており、1件は天ヶ瀬ダムの再開発事業の現場を見れるようですね。

お問い合わせ先である近畿地方整備局のアドレスをクリックすると、近畿地方整備局WEBサイトの現場見学ページ繋がっており、目的の天ヶ瀬ダム以外にも近畿にある他の見学の現場が一覧で見ることができます。


出典:国土交通省総合政策局 インフラツーリズム

ここにある「詳細PDF」を開くことで、見学会の詳細を確認できます。天ヶ瀬ダムは以下のような形。申し込みは、近畿地方整備局の場合は右側のメニューに「参加申し込みボタン」があるので、そこから申込先へ進むと「申込書」の書式がPDFかWORDファイルでダウンロードできるようになっています。


出典:国土交通省総合政策局 インフラツーリズム

後はそれに記入し、電子メールかFaxで送ればOKです。

中には実際に調査機器を使った体験ができるものも

見学の中には、現場で実際に機器などを使った実習ができるものもあったりします。これは四国地方整備局が実施している見学会ですが、土木構造物の実習ということで非破壊検査などの調査機器を使っての実習ができるようです。子どもにこういう機器を体験させるというのは良いかもしれませんね。


出典:国土交通省 四国地方整備局

他にも体験系では、中国地方整備局 岡山国道事務局より出ている「橋梁点検」。これも子どもに体験させるという面では非常に有意義なものになっていると思います。


出典:国土交通省 中国地方整備局

まとめ

このように様々な現場の体験が年間通して行われています。ツーリストなどが有料で行っているものもありますが、各地方整備局が実施しているのを知らなかった人も多いのではないでしょうか?

先日、建設・土木業界の人手不足問題を取り上げた際に、この業界は子どもに小さい頃から業界の仕事を知ってもらうことが必要だということを書きましたが、このように比較的その為の環境が整っていますので、教育機関と連携し地道に積極的に活用していくのは大事なことですね。

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