株式会社マゼックス(本社:大阪府東大阪市、代表取締役:吉野 弘晃、以下、マゼックス)が、ペイロード25kgの運搬用ドローン『軽助25(かるすけ にじゅうご)』を発売というリリースニュースをおとどけします。
運搬用ドローン『軽助25』
機体価格190万円(税別)で林業・建設・土木の現場に向け
導入しやすさと運用しやすさを追求した新たな運搬ドローン

『軽助25』は、林業・建設・土木分野を主な対象とし、ドローンによる運搬ニーズに応えるエントリーモデルとして開発した機体です。
現場で本当に必要とされる機能に絞り込み、導入しやすい機体価格190万円(税別)と高い実用性の両立を追求しました。
近年、林業・建設・土木の現場では、慢性的な人手不足や技能者の高齢化に加え、安全管理の厳格化、作業負荷の増大といった課題が深刻化しています。
特に、山間地や傾斜地、高低差の大きい施工エリア、車両の進入が難しい場所では、資材や工具、苗木、測量機材、安全用品などの運搬に多くの時間と労力がかかり、現場全体の生産性に大きな影響を及ぼしています。
また、こうした現場では、本来は熟練作業者が担うべき施工、伐採、測量、設置といった中核業務の時間が、日常的な搬送作業に割かれてしまうという構造的な課題もあります。
足場の悪い場所や急傾斜地での人力搬送は、身体的負担が大きいだけでなく、転倒や滑落、接触事故などのリスクにもつながります。
限られた人員で現場を維持・運営していくためには、『人が担うべき仕事』と『テクノロジーに任せるべき仕事』を切り分け、作業配分を最適化していくことがますます重要になっています。
このような背景から、運搬用ドローンは、省力化・効率化・安全性向上を実現する有効な手段として注目されています。
一方で現場からは、「まずは導入しやすい価格帯から始めたい」「必要十分な性能を備えた、運用イメージの持ちやすいモデルを選びたい」「高性能機だけでなく、日常運搬に適した現実的な機体がほしい」といった声も多く寄せられています。
こうしたニーズに応えるために開発したのが『軽助25』です。マゼックス社の運搬用ドローン『森飛(もりと)』や農業用ドローン『飛助(とびすけ)』シリーズで培ってきた開発・運用知見を活かしながら、搭載機能を必要最小限に整理し、機体価格190万円(税別)という価格設定と、現場で継続的に使いやすい実用性を両立しました。
運搬用ドローンを一部の先進的な現場だけのものではなく、より多くの現場で現実的に導入・定着させていくための新たな選択肢として提案します。
『軽助25』開発の背景
運搬用ドローンの有効性は広く認知されつつある一方で、導入の初期段階では「価格」と「運用定着」の2つが大きなハードルになりやすいのが実情です。
性能が高くても導入コストが大きければ検討が進みにくく、また導入できたとしても、現場で継続的に運用しやすい体制がなければ十分に活用されません。
マゼックスはこれまで、林業用ドローンや運搬用ドローンの開発・提供を通じて、現場における実運用上の課題と向き合ってきました。
今回の『軽助25』では、そうした知見を踏まえ、「導入しやすい価格」と「現場で回しやすい運用性」の両立を重視。
単にスペックを追求するのではなく、現場で日常的に活用されることを見据えた設計思想のもとで開発を進めました。
『軽助25』の特長
機体価格190万円(税別)で、運搬用ドローン導入のハードルを大きく低減
ドローン運搬の効果を理解しながらも、導入コストが障壁となり、検討段階で止まってしまうケースは少なくありません。
『軽助25』は、機体価格190万円(税別)という戦略的な価格設定により、これまで導入をためらっていた企業や現場に対して、より現実的な選択肢を提供します。まずは1台導入し、現場で活用しながら運搬ドローンの可能性を広げていく、そうした初期導入にも適したモデルです。
ペイロード25kgで、現場の『ちょうどいい運搬』に対応
苗木、工具、資材、部材、各種備品など、林業・建設・土木の現場で日常的に発生する運搬ニーズに対応します。過度なオーバースペックではなく、実務において使いやすく、導入後の運用イメージを持ちやすい積載量を備えたモデルです。
25kgペイロードを維持しながら、現行の『森飛25』比で機体サイズを面積比約64%まで小型化。国内で主流となっている25kgクラスの運搬ドローンよりもコンパクトな設計とすることで、狭小地や森林、工事現場など、より幅広いフィールドでの運用を実現しました。
機能を絞り込んだ、導入しやすいエントリーモデル
『軽助25』は、運搬現場で求められる基本性能を重視し、搭載機能を必要最小限に整理した構成としました。これにより、初めて運搬ドローンを導入する現場でも扱いやすく、価格面だけでなく、運用開始までの心理的・実務的ハードルも下げたモデルに仕上げています。
『軽助55』の基本思想を受け継いだシリーズモデル
本機は、マゼックス社の高積載運搬用ドローン『軽助55』で採用している基本スペックと設計思想をベースに、ペイロードを25kgに設定したモデルです。『軽助55』は、傾斜地や山間地など厳しい現場環境における運搬作業の効率化と省力化を目的として展開されており、共振防止装置や自動切り離しフック、2オペレーション機能、RTK対応仕様、防水性能など、現場運用を意識した考え方が反映されています。
「導入しやすさ」だけでなく、「運用しやすさ」まで見据えた提案
運搬用ドローンは、導入時の価格だけでなく、現場で止めずに回せるかどうかが、活用定着の重要なポイントです。マゼックスでは、機体販売にとどまらず、現場での継続運用を見据えたバッテリーマネジメントの考え方も重視しています。バッテリーの残量や状態を可視化し、異常な状態を検知できるようにし、安全に長く使うための機能を提供します。また、運搬機の現場ではノンストップに近い連続運用がめられることを踏まえ、バッテリー2ペア(4本)をローテーションさせ、1ペアで飛行している間にもう1ペアを充電する運用を提案しています。これにより、機体を待たせる時間を抑えながら、荷物の積み下ろしや次の運搬準備を並行して進めることができ、現場の作業リズムを止めにくい運搬サイクルの構築が可能になります。さらに、発電機1台・充電器2台の構成からスタートできることも、現場実装しやすい運用設計を追求します。

現場での効率的な飛行サイクルの運用提案

Battery Management System
『軽助25』においても、こうした考え方を踏まえながら、単に飛ばせる機体としてではなく、現場で継続的に使い続けられる運搬用ドローンとして、今後も運用しやすさの追求を進めてまいります。
想定される活用シーン
林業分野 植林用資材、苗木、獣害対策資材、作業用工具などの運搬。特に、急傾斜地や作業道から離れた地点への搬送負担軽減に貢献します。
建設分野 山間部や高低差のある現場における工具、部材、建設資材の搬送。作業者の往復回数を減らすことで、本来注力すべき施工業務に集中しやすい環境づくりを支援します。
土木分野 人力搬送の負担が大きい現場での測量機材、補修資材、安全用品などの運搬。車両進入が難しい場所でも、機動的な搬送手段として現場運営の効率化に寄与します。
『軽助25』は、車両が入りにくい場所や、人が資材を持って何度も往復する負担の大きい現場において、省力化・効率化・安全性向上に貢献します。
加えて、機体性能だけでなく、実際のオペレーションまで含めて運用しやすさを追求することで、少人数化が進むこれからの現場における実践的なソリューションとなることを目指します。
製品概要
製品名: 軽助25(かるすけ にじゅうご)
機体価格:1,900,000円(税別)
最大積載重要:25kg
主な対象分野:林業、建設、土木など
備考:基本機能は『軽助55』と同様
出荷開始目途:2026年9月1日〜
軽助55製品ページ:https://mazex.jp/product/karusuke55
軽助25製品ページは制作中(詳細はお問い合わせください)
今後の展開
マゼックスは今後も、産業用ドローンの活用を通じて、林業・建設・土木をはじめとするさまざまな現場課題の解決に取り組んでまいります。
今回リリースする『軽助25』および『軽助55』を通じて、ドローン運搬をより導入しやすく、より現場で運用しやすいものへと進化させ、産業現場の省力化・効率化・安全性向上に貢献してまいります。
また今後は、機体性能の追求だけでなく、バッテリー運用や現場オペレーションを含めた総合的な運用設計の観点からも、『現場で使い続けられる運搬ドローン』の提供を進めてまいります。
資料引用:マゼックス
おわりに
現場の救世主となるか?『軽助25』がもたらすインパクトと「190万円」の価値
今回のマゼックス社の発表は、ドローンを「先進的な実験機」から「日常の頼れる実用的な作業道具」へとシフトさせる大きな一歩と言えます。
特に注目すべきは、190万円(税別)という戦略的な価格設定です。
このコスト感を身近な農業機械と比較してみると、そのリアルな立ち位置が見えてきます。家庭菜園などで使われるミニ耕運機や管理機(約10万〜30万円)に比べれば確かに高価ですが、日本の農家にとって馴染み深い「2条刈の小型コンバイン(約140万〜200万円)」とほぼ同等の予算感です。
中型クラスのコンバイン(約350万〜550万円)を導入することに比べれば、半分以下のコストに抑えられています。
つまり、これまで「数百万円から一千万円クラスの莫大な投資」として二の足を踏んでいた林業・建設・土木の関係者にとって、コンバインを1台新調するのと同等の感覚で「空の運搬手段」を現場に配備できる時代が来たのです。
もちろん、安いだけではありません。ペイロード25kgを維持しながら、従来機より面積比で約64%も小型化されたコンパクトボディは、日本の狭い山間部や森林、密集した工事現場の地形に最適です。
さらに、2ペアのバッテリーを交互に充電・飛行させる「現場を止めない運用提案」など、単に機体を売るだけでなく「現場の作業リズムに寄り添う」実用的な設計思想が貫かれています。
労働環境をアップデートする新たな選択肢
少子高齢化や慢性的な人手不足、それに伴う安全管理の厳格化は、今の現場が直面する最も深刻な課題です。足場の悪い急傾斜地を、人間が重い資材や苗木を抱えて何度も往復するリスクと負担は、テクノロジーで解消すべき領域に来ています。
日常的な搬送を『軽助25』に委ねることで、現場の熟練者は本来の中核業務(施工、伐採、測量など)に時間と体力を集中できるようになります。
この製品は、まさに「人が担うべき仕事」と「ドローンに任せるべき仕事」を最適に切り分け、現場の生産性と安全性を引き上げる強力なパートナーとなるでしょう。
2026年9月の出荷開始以降、このコンパクトな実務派ドローンが日本の様々な現場の景色をどう変えていくのか、今後の展開に期待です。
【リリースニュース配信元】
□株式会社マゼックス
リリースニュース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000044345.html
担当:関東支店 篠田
TEL:048-826-6761(株式会社マゼックス 関東支店)
Email:company@mazex.jp
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