迅速なひび割れ点検システム

sugitec

こんにちは。先週はGWだったこともあり、約1週間ぶりのブログの更新となりました。お休みはいかがでしたでしょうか? スギテックのwebサイトを管理している私の出身地は淡路島なのですが今回は帰郷を見送った程の混雑具合でした。帰省時なんかは75km以上の渋滞だったようで考えただけでもゾッとします^^;

何処に行っても人が多いと嫌になりますよね。ちなみに20~60代の男女1,300人に取ったアンケートによると「GWに出かける人が理解できない」と答えた人は全体の5割以上だったそうです。とはいえ混雑して賑わってる感じが好きな人もいるでしょうし楽しみ方は人それぞれですね。

画像処理によりひび割れを高速検出

さて、本日はひび割れ点検の支援システム「Crack Mapping System」(日本システムソフトウェア株式会社)というソフトウェアのニュースを目にしましたのでご紹介したいと思います。これは写真を撮影するだけで、コンクリートのひび割れ0.2mm相当の物までリアルタイムに解析できるという物になります。


出典:NSW ひび割れ点検支援システム「CrackMappingSystem」

写真を撮影するだけでひび割れを検知?これはどこかで見たことのあるシステムじゃないか?そうです。以前にもご紹介したことがあると思いますが、スギテックでも使用している「クラヴェス」というシステムに似ていますね。クラヴェスもカメラで撮影した写真からひび割れを自動検出します。

既存システムと何が違うの?

どちらのシステムもひび割れの検出をするという目的部分では同じですが、違う部分としてはその検出方法。

クラヴェスは撮影した画像から解析ソフトを使用することでひび割れと見られる箇所を認識し、その数値を平均化してひび割れの値を算出。カメラは市販されているデジタル一眼レフ等を使用します。


出典:クラヴェスアクティス

気を付けなければならないのはISO感度。聞いたこともあるかもしれませんが、ISO感度というのは高感度撮影のことでデジタルカメラには必ず設定があります。ISOの値が高いほど少々暗い場所でも明るく写真が写せます。しかしそのトレードオフとして画質にザラザラの粒状感が出てしまいます。

画像を元に検出する以上、その粒状感があることで精度が落ちてしまう可能性はあります。カメラの設定によってはISO感度はAUTOになる場合があるので、注意しなければいけない部分ではあります。また、写真はグレースケールに変換をしておいた方が、コンクリート表面の汚れや色調差の影響を受けにくいので精度が高くなります。

一方のCrack Mapping Systemは独特です。撮影した写真に対し8方向からエンボス処理を施し、それら8枚を元の写真に重ね合わせることでひび割れの錯視を起こし検出します。

エンボス処理とは画像加工ソフトなどによくある機能ですが簡単に言うと浮き出させる処理のことです。カメラはタブレットの物やスマホ、ドローンのカメラやポールカメラにも組み込み可能、使用状況に合わせて実装できるということで汎用性・拡張性は圧倒的です。


出典:Crack Mapping System資料

そしてすごいのは撮影したそばからリアルタイムで検出できる所。紫外線や近赤外線の写真、動画からも分析が可能で暗い場所でもリアルタイムに迅速に検査可能ということです。

なかなか素晴らしいですね。先日はIotを使用したひび割れの自動検出シートなどのご紹介もしましたが、やはりどのような状況下であれコンクリート構造物で0.2mm幅のクラックを見つけるというのは重要です。その労力をいかに減らし効率化できるかという点に各社が尽力しているのがうかがえます。

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