2時間超えの飛行が可能な次世代ドローンが株式投資型クラウドファンディング開始

sugitec

概要

エンジンを動力源にしたハイブリッド型のドローン「ArtoRange(エアロレンジ)シリーズ」を開発販売している、大阪のドローンベンチャー企業の株式会社エアロジーラボ(以下、エアロジーラボ)が、株式投資型のクラウドファンディングサービスの「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、投資申し込みを2022年6月4日より開始すると発表した。

ドローンの長時間飛行による社会実装の加速へ

エアロジーラボでは、従来のバッテリー式ドローンではない、エンジン発電機を動力源としたハイブリッド型ドローンの「AeroRange」シリーズを開発・販売している。

現在主流となっているバッテリー式ドローンは概ね15~20分が実質運用可能時間となっているが、ハイブリッド型ドローンは2時間以上の飛行が可能になるという。

資料:FUNDINNO URL:https://fundinno.com/projects/366

ドローンの活用シーンの多くでは、飛行時間が活用の幅に大きな影響を持っているが、長距離配送を行う物流での利用や大規模施設の調査、また被災地での人命救助等への活用など、20分程度の運用時間では完了できない作業が多く存在しているのが現状だ。

通常のバッテリー式ドローンでは数回のバッテリー交換が必要な距離も、エアロジーラボのハイブリッドドローンでは約2時間の連続飛行が可能なことから、あらゆるシーンにおいて最も実用化に近い製品であると言える。実際に2018年に国交省の行った岡山県山間部での生活物資配送の実証実験で、2往復約40kmの距離の連続飛行に成功した実績もある。

資料:FUNDINNO URL:https://fundinno.com/projects/366

現在、ハイブリッドドローンの燃料には主にガソリンとオイルの混合燃料が使用されているが、カスタマイズで水素燃料やバイオ燃料などへ対応することも可能とのこと。

資料:FUNDINNO URL:https://fundinno.com/projects/366

エアロジーラボでは、幅広い場面で社会貢献し、地球に優しい燃料で末永く使い続けられることを目指したドローン開発と社会実装を進めるべく、2022年5月27日より株式投資型のクラウドファンディング「FUNDINNO」にて、募集内容の事前開示を開始している。

資本力の充実と事業成長に繋げる資金調達の募集期間は2022年6月4日~8日。上限募集額は99,990,000円(1口 10万、1人 5口まで)となっている。

2022年度を目処にレベル4飛行が可能になる見通しだが、長時間・長距離飛行を可能とする唯一無二のソリューションであるハイブリッド型ドローンで、企業の認知度拡大と売上拡大にも寄与させていきたいとしている。

参考・関連情報・お問い合わせなど

□株式会社エアロジーラボ:https://aerog-lab.com/
記事参考(FUNDINNO):https://fundinno.com/projects/366

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