SORABITO株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:博多 一晃、以下「SORABITO」)が、建設・レンタル・物流・製造をはじめとする、あらゆる産業用途に対応する音声AIエージェント「TakumiX(タクミエックス)」の提供を開始というリリースニュースをおとどけします。
音声AIエージェント「TakumiX」
電話対応から建設施工支援まで、あらゆる現場型産業の業務改革を音声AIで実現

また、SORABITOは2026年1月、産業領域に特化した対話AIの実装を推進するため、イレブンラボジャパン合同会社(本社:東京都千代田区、Japan & Koreaゼネラルマネージャー:田村 元、以下「イレブンラボ」)との戦略的パートナーシップを締結しました。
TakumiXは、イレブンラボの先進的な音声AI技術と、SORABITOが建設・建機レンタル業界をはじめとする現場型産業のDX支援を通じて培ってきた業務理解・設計力を融合したサービスです。
電話応対、注文受付、問い合わせ対応、現場ナレッジの案内、マニュアル参照、作業支援、若手教育支援など、あらゆる産業の対話業務において、現場で実際に役立つ実用的な音声AIエージェントを構築・提供します。
下記リンクより、TakumiXのデモを体験いただけます。
■ TakumiX公式サイト:
https://takumix.ai/
背景
建設・レンタル・物流・製造などの現場では、依然として重要業務の多くが対話や人の経験に支えられています。
顧客からの問い合わせ対応、注文受付、社内確認、作業手順の確認、熟練者への相談、現場からの報告など、現場の業務は人と人との対話を通じて進んでいます。中でも電話は、いまなお多くの現場で中核的なコミュニケーション手段として利用されています。
一方で、深刻な人手不足を背景に、こうした対話業務は現場にとって大きな負担となっています。問い合わせや連絡への対応が一時的に集中することで、すぐに確認できない、折り返し対応が必要になる、聞き漏れが発生する、転記ミスが起きるといった課題が生じ、顧客体験や業務品質の低下にもつながっています。
また、施工、点検、整備、修理、保守、物流、製造などの現場では、法令、マニュアル、仕様書、手順書、FAQ、社内ルールといった多様かつ膨大な情報を確認しながら業務を進める必要があります。
しかし実際の現場では、作業中で手が塞がっている、手袋を着用している、手が油や泥で汚れているなどの理由から、スマートフォンやPCなどのデバイスを操作しづらい場面も少なくありません。その結果、必要な情報を探すために作業を中断する、経験者への確認が集中する、若手が判断に迷うといった課題が発生しています。
こうした背景から、現場で働く人が話しかけるだけで必要な情報にアクセスし、その場で確認・相談・判断支援を受けられる音声AIエージェントへの期待が高まっています。
TakumiXが多様な業務に組み込まれ、現場をサポート
音声AIを活用することで、従来のチャットボットや画面操作を前提としたAIでは対応が難しかった、現場特有の対話業務やハンズフリーでの情報確認を支援することが可能になります。
SORABITOは、こうした現場課題に対応するため、高品質な音声AIを各社の業務に最適化した形で組み込める音声AIエージェント構築サービス「TakumiX」を開発しました。


TakumiXでは、SORABITOが現場型産業のDX支援を通じて培ってきた知見を活かし、各社の業務フロー、専門用語、問い合わせ内容、運用ルール、現場特有の判断基準を踏まえた対話ロジックを構築します。
また、イレブンラボの技術により、人間と自然に会話しているような高品質な音声体験と、遅延の少ないスムーズな対話を実現します。
TakumiXは、単なる電話応対の自動化にとどまりません。現場で働く人が迷ったときに相談できる現場コンシェルジュとして、若手教育、作業支援、問い合わせ対応、ナレッジ共有、多言語対応など、現場のあらゆる対話業務を支える自社だけの「匠社員」を構築します。
これにより、現場の人手不足を補完するとともに、対応品質の標準化、生産性の向上、顧客体験の改善を実現します。
TakumiXの主な特徴
- 現場で自然に使える音声インターフェース
手が塞がっている、手袋をしている、作業中に画面を見づらいといった現場環境でも、音声で必要な情報にアクセスできるインターフェースを提供します。
電話応対だけでなく、施工、点検、整備、修理、保守、物流、製造など、現場作業中のハンズフリーな情報確認を支援します。
- 現場特有の業務に合わせた対話ロジック
各社の業務フロー、専門用語、マニュアル、FAQ、判断基準等に合わせて、現場業務に即した対話ロジックを設計します。
単なる汎用AIではなく、実際の現場で使われることを前提に、質問の受け方、聞き返し方、回答の粒度、次の行動へのつなげ方まで含めて最適化します。
- 電話対応・問い合わせ対応の自動化
注文受付、予約受付、問い合わせ対応、一次回答、社内確認など、電話を起点とする業務を音声AIで支援します。
人が対応すべき業務とAIが対応できる業務を適切に切り分けることで、対応負荷の削減と顧客体験の向上の両立を図ります。
- 現場ナレッジの活用と若手教育支援
マニュアル、仕様書、FAQ、法令、社内ルールなどの情報をもとに、作業者が必要な情報を音声で確認できる環境を構築します。
若手社員や経験の浅い作業者が迷ったときに相談できる「匠社員」として、現場に蓄積された知見の継承や教育支援にも活用できます。
- 多言語対応による海外拠点・代理店支援
多言語での問い合わせ対応や、海外拠点・代理店向けの業務支援にも対応可能です。
これにより、国内外の現場における対応品質の標準化や、問い合わせ対応工数の削減に貢献します。
想定される活用シーン
TakumiXは、以下のような業務での活用を想定しています。
・電話での注文受付、予約受付、問い合わせ対応
・建設機械、車両、設備などの点検、整備、修理、保守に関する問い合わせ対応
・マニュアル、仕様書、FAQ、法令、社内ルールの音声検索
・現場作業員、メカニック、若手社員向けの作業支援および教育支援
・社内情報システム業務における問い合わせ対応や一次回答の自動化
・多言語での問い合わせ対応、海外拠点・代理店への業務支援
・コールセンターや営業所における一次対応の自動化
・現場からの報告、確認、記録業務の音声入力支援
今後の展開
SORABITOは、TakumiXを通じて、あらゆる産業における対話業務の自動化と、現場作業支援の高度化を進めてまいります。
今後は、建設・レンタル・物流・製造をはじめとする各産業の企業と連携し、電話応対や問い合わせ対応の自動化に加え、点検、整備、修理、保守など、現場で働く人のハンズフリーな作業支援に向けた実証実験および導入を推進していきます。
現場で働く人が必要な情報にすぐアクセスでき、迷ったときに自然な音声で相談できる環境を構築することで、人手不足が深刻化する産業現場の生産性向上に貢献してまいります。
デモ体験・導入の流れ
TakumiX公式サイトより、音声AIエージェントのデモをご体験いただけます。
- 上記サイトにアクセスし、フォームに必要事項をご入力ください
お名前、メールアドレスをご入力いただきます。
- サイト上ですぐに音声AIとの対話を開始できます
契約不要・無料でデモをご体験いただけます。
- 参照URLを入力することで、その内容を学習したエージェントとの対話も可能です
Webサイトや公開情報をもとに、音声AIエージェントの活用イメージをご確認いただけます。
- PoCや現場導入に関するご相談も可能です
個別業務に合わせたデモ作成、PoCの実施、実運用を見据えた導入相談も承ります。
■ イレブンラボについて
2022年に設立されたイレブンラボは、音声AIリサーチと革新的テクノロジーのグローバルリーダーであり、企業、開発者、クリエイター向けに最先端のAIオーディオツールを提供しています。2026年2月にはシリーズDで5億ドルの資金調達を実施し、評価額は110億ドルに達しました。独自の技術により、コンテンツのローカライズ、対話型AIエージェントの構築、マルチメディア制作を支援し、人間とコンピュータのインタラクションの再定義を目指しています。
■ SORABITOについて
SORABITOは、「世界中の明日をつくる」をミッションに掲げ、現場型産業の生産性向上に取り組んでいます。現場で培ってきた知見と設計力を強みに、TakumiX(読み:タクミエックス)を立ち上げ、先進的な音声AIを活用した対話AIの業務実装を推進しています。さらに、建設機械レンタル会社向けサービス「i-Rentalシリーズ」や、現場のあらゆる点検表をペーパーレス化する「GENBAx点検」を通じて、建設・建機レンタル業界の業務効率化とDXを支援しています。
資料引用:SORABITO
おわりに
「現場型産業の未来は、もはや画面の中ではなく『声』の先にある」。
2026年4月21日にSORABITOが発表した音声AIエージェント「TakumiX(タクミエックス)」は、そんな確信を抱かせる画期的な一手です。
これまでの建設・現場DXは、紙をタブレットに置き換える「デジタイゼーション」が主流でした。
しかし、手が汚れ、常に周囲の安全に気を配る現場作業員にとって、今ではデバイスを操作すること自体が大きな負担となりつつあります。
世界最高峰の音声AI技術を持つElevenLabsとの提携により誕生したTakumiXは、作業者の「目と手」を解放し、対話だけで業務を完結させるという、現場本来のニーズに対する究極の回答と言えます。
期待される効果を推測してみましょう。
ベテランの暗黙知がAIという「デジタル匠社員」に凝縮され、若手や多国籍スタッフをリアルタイムで支える「知の継承」が加速します。
また、営業所に殺到する電話注文をAIが肩代わりすることで、事務スタッフはより複雑な調整業務に集中できるようになり、業界全体の生産性を底上げするでしょう。
もちろん、現場特有の騒音対策やAIが提示する情報の責任の所在、そして「機械と話す」という文化的な抵抗感など、克服すべきハードルは存在します。
しかし、これらは技術の洗練と運用の積み重ねによって解決可能な「成長痛」に過ぎません。
TakumiXが真に価値を発揮するのは、AIが人間を置き換えるのではなく、現場のプロフェッショナルたちが「より人間にしかできない創造的な仕事」に集中できる環境を整えたときです。
テクノロジーが現場の課題に真摯に向き合ったとき、日本のインフラを支える現場は、より安全で、よりスマートな場所へと進化を遂げるはずです。今回のリリースは、その変革の号砲となるに違いありません。
【リリースニュース配信元】
□SORABITO株式会社
リリースニュース
https://www.sorabito.com/press-20260421/
事業推進室 広報担当
marketing@sorabito.com